羽衣さん、日常
チェンジ
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「…問題ないな
もう少し日光浴の時間を増やすか」
「えぇー、お外嫌いー」
「黙れ、引きこもり」
病気関係なく元の性格が引きこもり体質だったクマノミは主治医から注意を受ける
ハートの海賊団にも慣れたクマノミの口調もユルイ
「薬の量も減らす
下がっていいぞ」
「ありがとう、船長
それで、ひとつお願いがあるんだ…」
「なんだ?」
「俺にもさ…船長やタヌキちゃんみたいに“ハート”くれないかな…その…背中に…」
クマノミの背中には消せない烙印がある
ハートのクルーとなった今も、それを知っているのは主治医であるローのみだ
ハートの海賊団に入って暫く、クマノミは1歩を踏み出す決意をした
「お前、肌弱いからな…普通の人間がやるのとワケが違ぇ」
「あっ、無理ならいいんだ!別に!」
「俺に不可能なオペはねぇ
デザイン決めたら早急にしてやる」
「!!、本当!?」
「それでもう終わりか?」
ローは少しだけ口角を上げ、クマノミのオペを楽しみにしているようだった
船長の快諾にホッと安心したクマノミはポケットから紙をだす
「…実はもう決めてるんだ…“ハート”」
「あァ?」
「これなんだけど…どうかな?」
「…いい心臓だ
いいぜ、今彫ってやる」
「今っ!?こっ、心の準備が」
「男が情けねぇこと言ってんじゃねぇ」
「…優しくしてください」
「お前に言われても嬉しかねぇよ」