羽衣さん、おにがしまの合戦【虎の威を借る狐】
チェンジ
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四皇の一角が崩れた
その事実にワノ国が…いや世界が揺れた
「ビック・マムに勝ったぁああ!!」
「事件だ!大事件!!」
世界がひっくり返ったのを体現しているようにライブ会場は大混乱となった
「お頭ぁああ!!!」
「俺は大丈夫だ
キラーを手当てしてやってくれ」
1ミリも動けなくなったキッドは倒れたまま抜けた天井から屋上を見上げている
「…備えるか…?」
ローもその横で瓦礫に腰掛けた
覇気がつきた羽衣はただのはためく布切れになっている
「いいだろう…降りてくるのがカイドウだったら…俺たちにはもう…抵抗する気力がねぇ」
ルフィとカイドウもこちらがビック・マムを倒したことを分かっているだろう
そして、ルフィとカイドウの決着ももうつくはずた
落ちてくる相手がカイドウならば、対抗する力はない
ドッッッ!!
また大きく城が揺れる
カイドウかルフィか…
どちらが落ちてくるかと思いきや、降ってきたのは大量の水だった
「水!?どこから!?」
雷ぞうが上階から忍法で巻物から出した“ゾウの水”で城に燃え広がった炎を一掃していた
ローとタヌキたちのいるライブフロアにも滝のような量の水が雪崩れ込んでくる
このフロアだけで何人能力者がいると思っている!
SMILEも含め数多の能力者が蜘蛛の子を散らすように逃げ惑った
“ロー!”
「くっ…」
鬼纏では主導権を握るローが能力者のため溺れてしまう
鬼纏を解き、タヌキがローを抱きしめ波に耐えた
覇気を使い果たしたタヌキに周りの様子などわからない
この状況でキッドやキラーたちは無事なのか
ルフィは勝ったのか
天井をも飲み込んだ激流についにタヌキも耐えられず流された
『ッッ!!』
「キャプテン!タヌキッ!!」
『ペンギン!シャチ!ベポ!!』
「海ならまかせろ!!」
流されたタヌキの腕をペンギンが掴んだ
その隣でシャチがガシリとベポを抱き抱えている
なんと頼もしい仲間だ
タヌキは同じツナギを着てることを誇りに思った
急流を魚人に負けないほどの泳ぎで抗い、鬼ヶ島から脱出した
鬼ヶ島はすでに和の国に上陸していた
「「「『ぷはっ!!』」」」
「カイドウはルフィの手によって地中深く殴り飛ばされた!!!
あの日より20年!おでん様の無念に始まったこの弔い合戦はついに!!!
わしらの勝利じゃあああああ!!!!!」
水から出たローとタヌキに聞こえたのは勝利の雄叫びだった
そして見下ろした和の国の地に気を失っても尚笑うルフィがいた
ルフィがカイドウに勝ったんだ!
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