羽衣さん、おにがしまの合戦【虎の威を借る狐】
チェンジ
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ガラガラと凄まじい音を立てながらキッドとキラーがビック・マムと戦っている
「タヌキ、全てを俺にくれ」
自身だけの力ではもう使えない覚醒を、タヌキの力を借りてもう一度覚醒を使う
もう一度使わなければビック・マムは倒せない
今更許可取りなど必要だろうか
タヌキはおかしそうにくすくす笑った
だって、その答えは決まっているのだから
“あいあい、キャプテン”
タヌキの意識が更にローの奥へと深く沈んでゆく
2人の心拍は落ち着いていた
「“九重単・襲色(ここのえ・かさねいろ)”」
身体全体が温かさに包まれて、羽衣が漆黒から故郷の島・フレバンスのような煌めく純白に染まってゆく
「“氷襲(こおりがさね)”」
「トラファルガー!てめぇ何してッ!」
ビック・マムの息が白く染まった
雪が溶け込む様にローの傷が治っていく
「R・room…」
鬼哭をビック・マムに突き刺す
「そうなんども同じ技を喰らうか!」
「“山吹匂(やまぶきのにおい)”」
羽衣は次にポーラータングのように鮮やかな黄金色に染まり、避けようとしたビック・マムを捕らえた
そのスピードにビック・マムは目を見開いて驚いた
「このっ!!“フォームチェンジ”で自らのパラメーターを弄ってんね!トラファルガー!!!」
ビック・マムの言う通り、ローの言葉に合わせて見た目も戦闘スタイルが変わっていく
「“青鈍(あおにび)”」
次にビックマムの視界を遮ったのは、光をも吸収した冷たい深海を帯びた重い青色の羽衣
青い羽衣は、ビック・マムのナポレオンの一太刀をガギンッと完全に防いでいた
「“蕾紅梅(つぼみこうばい)”」
コラさんの目の様に赤く染まった羽衣が頭上から降ってきて、ビック・マムの覇気を突き抜けてビック・マムの体を突き刺した
その羽衣から鈍色の鬼哭がぬるりと突き出てくる
鬼哭はそのまま、ビック・マムを突き抜け、床を突き抜ける、鬼ヶ島も突き抜け、海底へと突き刺さる
ローはここでひと息、大きく息を吸って吐いた
「…“凪(サイレント)”」
ローに追撃するキッドとキラーの攻撃がビック・マムを海底に沈めた
「 !!!」
慌ててホーミーズたちに助けを求めるがその声は音にならなかった
「これは…“お前の影響で出る音は全て消えるの術”、だ」
鬼哭からなんとか逃げようと暴れるビック・マムはホーミーズたちを呼ぶが、ビック・マムの声どころかビック・マムに触れて壊れていく建物すら音がしなかった
「 !!
!!!」
音もなくビック・マムは海底に沈んでいく
そして…羽衣はまた黒く染まった
大切な人たちの力の借りてローとタヌキは四皇ビック・マムに勝利した
