羽衣さん、おにがしまの合戦【牛の一散】
チェンジ
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「ビック・マムに魂を触られた!?」
崩れゆく建物の中を敵を蹴散らしながら突き進んで行く
ビック・マムと戦うローとキッドがいるライブフロアまで下らなければならない
早く先を急がなければ
『ローと無理やり剥がされちゃったの
まぁ、ローの魂は私が桜餅みたいに包んでるからへい…』
「?、どうした?」
キュゥ…
『想像したらお腹すいちゃった』
「のんきか九尾!」
腹に手をやるものだから大きなダメージを喰らったのかと思ったら呑気なことを言ってのける
…噂では女帝に負けないほどの女と聞いていたが
この状況下での呑気な態度はまだ町娘の方が危機感がある
「大丈夫なのか」
『うん、お腹は大丈夫』
「そういうことを聞いてるんじゃない!
ここは戦場だ…ぞ…ッッ!」
急に腹を押さえて下を向いたキラーに、タヌキもしゃがんで気にかけた
『大丈夫?キラーもお腹空いた?』
「…ッ」
「麦わらが負けたぞ!!!」
「今のうちだ!キッドとローの首をとれー!」
話している間にも敵はどんどんと攻めてくる
何人かSMILEの能力者がいるのが厄介だ
「おい!タヌキとキラーだ!!
2人だけだ!!やれーーー!!」
倒しても倒してもやってくる敵にガンっと壁を叩き崩して、あっという間にタヌキとキラーだけになった
キラーは息を切らし、傷口を抑え、やっぱり笑っていた
「ファファファ!」
『ホーキンスとの戦いで限界だったなら限界って言ってよ、笑ってないでさ』
医者じゃないんだから言ってもらわないとわからないよ
人斬り鎌ぞうとしてゾロと戦った後に、囚人収容所でビック・マムの攻撃をモロに受けていた
まだ治らないうちに鬼ヶ島にきたのだから倒れるのも当然だ
その身体でホーキンスとの戦いで勝ったのも、彼の強さが本物だということだ
尻尾から取り出したお医者さんカバンから薬を取り出す
ローが作ったスペシャル版だ
血を流しすぎたキラーには応急処置にはなるだろうし、多少違うだろう
緊急用で数も限られているがタヌキは迷いなくキラーに打った
「…いいのか?」
『…きっと私も貴方の立場だったら迷いなく“SMILE”を食べてる』
「!!」
『私は…その笑顔は誇るべきだと思ってる
船長への忠誠心の証明だもの』
ちょっと羨ましい
「…九尾」
冷酷だという噂とはまた違い、九尾も熱い血が流れていることをキラーは知った
『早くキャプテンのところに行こう
頼むよ、殺戮武人
そのパニッシャーがあればゾロにだって負けないんでしょ』
「フッ…違いない」
やはり調子が狂うなとキラーは笑いながら立ち上がった
2人でいざ船長の元へと足を進めた瞬間
ドッ!!
「カハッッ!!」
「『!!』」
『ゾロ!?』
「海賊狩り!?」
噂をすれば、床の壁からゾロが吹き飛んできた
