羽衣さん、おにがしまの合戦【猿も木から落ちる】
チェンジ
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「リンリン、下がってろ
こいつらの実力が見たい」
「また物好きだねぇ」
焼けこげたのにまだ言い争っている三船長にザッとカイドウが向かってくる
『【四尾…ッ!?』
素早く構えたタヌキの前をゾロが遮った
「どいてろ、もふ子!
俺がやる!!」
ゾロがバンダナをぎゅっと巻き直し嬉々と先陣を切る
「邪魔するなよ
お前もだ、人斬り鎌ぞう!」
「ファファファっ!
このパニッシャーをつけていたらお前は死んでいたぞ、ゾロ十郎!!」
パニッシャーを構えたキラーもタヌキの前に立った
これではまるで守ってもらっているようだ
『心外…ローがいないと何もできないと思われてる』
見た目か性別か知らないが、そういうもので区別されるのは嫌いだ
『退いて』
タヌキも2人に並ぶ
「“煉獄鬼斬り”(れんごくおにぎり)」
「“斬首爪”(ざんしゅクロー)」
『【“四尾 虎退治”(よんび とらたいじ)】』
怒涛の攻撃に、カイドウは笑いながら形を変えその姿は龍になった
「ウォロロロロ!!流石だ!!
殺すにゃもったいねぇ!
だが仕方ねぇ…お前らが死んだら何もかももらうぞ!!」
「効いたか?」
『さあ?当たりはした』
「ファファファ!違いない!
ダメージの蓄積も感じん」
「仲間も宝も全て俺たちのもの!
“歴史の本文”、お前たちなら持ってるよねぇ!
楽しみだ!」
空に浮かぶ龍になったカイドウと、雷雲のホーミーズ、ゼウスに乗るビック・マム
辺りが炎に包まれ、雷鳴が轟く
まるで天変地異を相手にしてるみたいだ
そんな中、いの1番に飛び出したのはやはりルフィだった
「コノヤロ!一気に勝負をつけてやる!!
とら男!俺を上に頼む!!」
「俺は世話係じゃねえ!」
「もふ子!俺を上に飛ばせ!」
『!!』
言っているそばからもう尻尾に足をかけたゾロに、タヌキは間髪入れずゾロが乗った尻尾がフルスイングして打ち上げた
ローも文句を言いながら、ルフィをパッとカイドウの目の前へと飛ばした
「タヌキ!
他の男の言うことを簡単に聞くな!」
『えっ…ご、ごめん』
こんな戦場でそんな怒られ方するなんて思ってもみず、タヌキは珍しく吃った
…協力して倒すんじゃないの?
ルフィの後を追い邪魔だ退けとカイドウに単身突っ込んでいくキッドに、自分の考えが間違ってるんじゃないかと考え始める
あの天変地異に個の戦いを…?
「この空の下にいるかぎりお前らは逃げられないよ!!
“天満・大自在天神”!!!」
「『!!?』」
ビック・マムが放った雷が意思を持って襲ってくる
「タヌキ!!」
ローが呼ぶよりも早くタヌキはローに溶け込んだ
ローがまた黒い羽衣を纏った
羽衣が幾つもの雷を叩き落としていく
ダメージは受けないがこれでは迂闊に身動きが取れない
「ぐっ!!」
「キッド!!」
鉄屑を纏い巨大化したキッドは避けきれず雷に撃たれ弾け飛んだ
岩に衝突する前にキラーが助けだす
その雷の中で、ゴムであるルフィだけが挑んでいる
「麦わらァ!てめぇなぜ雷が効かねぇ!!」
「ゴムだから!」
雷に打たれながらコチラに向かってくるルフィにビック・マムは冷や汗をかいた
この俺が怯えてるだと…!?
「“熱息”!!」
「!!」
ビック・マムの後ろから今度はカイドウの攻撃が襲いかかる
ルフィは1ミリも避けなかった
「うぉおおおおお!!」
「炎も効かねぇのか!?なぜだ!!」
「根性ぉおおおおおおッッッ!!」
「「!!??」」
“プシューーー!!!”
四皇2人に対し優勢を取っていたルフィがいきなり空気の抜けた風船のように縮まり、なんとミイラのようになってしまった
