羽衣さん、おにがしまの合戦【犬に論語】
チェンジ
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頭を切り替えローが侍たちと作戦を立てる中、タヌキは操舵室にいた
わんちゃんに埋もれたいのはやまやまだが、緊急事態に備えるため仕方がない
本当はローもここで前線を偵察する予定だったが、たくさんの侍たちが同乗したため対応に追われている
先陣を切るサウザンドサニー号は荒波を踊るように進み次々と敵船を倒していく
舵取りはジンベエかな
潮の読み方がエグいな
ハクガンは興奮しながら舵を握る
鬼ヶ島の入り口にある小さな鳥居の要塞も圧倒的な強さで制圧し上陸していく
タヌキの意識はその奥の“鬼灯くん”に沈んでゆく
鬼灯くんは無事鬼ヶ島に上陸した
どうやら本当に宴の最中のようだ
「タヌキ、麦わら屋たちの様子はどうだ」
『正面から乗り込んでいったよ』
「よし、作戦通りバカがいい囮になった
潜水して城の裏口に回り込む」
作戦会議が終わったローが操舵室に入ってきた
ルフィたちが暴れるのは予想通りのようだ
珍しく騒がしいポーラータングに、ローは少し疲れているようだった
「先に正面に錦たちを降ろす
そのまま麦わらたちについていけ」
ハクガンに指示を出し、俺は少し休むとタヌキの隣で座ったまま顔に帽子をかけた