羽衣さん、おにがしまの合戦【犬に論語】
チェンジ
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「おい!ここは侍の駐屯所じゃねぇぞ!!」
敵船から帰ってきた途端、ローは怒りの声を上げた
自分たちも麦わらの一味に遅れを取らないよう急がねばならないのになんだこの状況は!
自分の命令も無しに自船の甲板に侍が集結し、さらはそのまま鬼ヶ島に向かうつもりでいたからだ
なぜ、俺の船に乗る!
おかげでタヌキの姿が大男たちに埋もれて見えない
「世話になる」
「世話しねぇよ!!降りろ!!!」
「待たれよ!
わしにも話を聞かせてもらおう!!」
上から降ってきたのはイヌアラシ公爵だった
わんちゃんだ、かわいい!
ローにはどこからかタヌキの声が聞こえるようだった
「ミンク族指揮はわしが取る!!!」
どこからきたのかずけずけと船内に入ってくるイヌアラシ公爵にローは更に声を上げた
「だからこの船は駐屯所じゃねぇ!!」
「僭越ながらこの花のヒョウ五郎も話を聞こう!
ワノ国の侍はワシか仕切らせてもらう!!」
怒っている間にまた1人増えた
「ッ!!全員中に入れ!」
ぐだぐたしてても数が増えるだけで、このままではルフィと更にはキッドの船にまで遅れをとってしまうだけだと悟ったローはハクガンに出航の命を出した
沢山の侍と共にポーラタングは鬼ヶ島へと向かった