羽衣さん、おにがしまの合戦【牛の一散】
チェンジ
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抜け抜けた床から一段落ちると、ホーキンスに刃を向けるキラーの姿があった
どうやらキッドと逸れたキラーはホーキンスに捕まっていたらしい
「何を言っているッ!?
俺の能力を理解しているはずだ!
俺へのダメージは全てキッドが受ける!!」
ホーキンスのセリフによれば、先ほどキッドがビックマム相手に謎の傷を負い倒れたのもホーキンスの仕業だったようだ
なるほど…それはローもタヌキもわからないはずである
「あいつのワラ人形が俺の体内にある限りお前は勝てぬ!!」
「声を荒げるな…お前は悔いているんだろう?
あの時の選択を!」
加勢しようと思ったが、キラーは負ける気は1ミリもない様だ
「お前が死ぬと恐れた未来を俺たちが生きてんだからな!!!」
まさに音速
ホーキンスに向かっていくキラーは目で追うのがやっとだ
今割って入っても邪魔になるだけか
「ファッファッファッファッ!!」
気持ちいいほど高らかな笑い声が城内に響く
「もしお前が行き場のないダメージを受けたらそれはどこにいくんだ?」
「ッ!?なにを…ッ」
ザンッ
次の瞬間にはホーキンスの左腕が切り落とされていた
「っ!?なぜ!?
俺の腕が切れた!?俺のダメージは全て…」
切り落とされたホーキンスの腕がタヌキの元へと降ってきた
そこからはみ出たワラ人形をタヌキは取り出す
『…これがキッドのワラ人形』
「!?、ぐっ九尾ッ!?
なぜここにッ!!」
「…さて、あと何人の命がお前を守っている?」
膝をつき血を流すホーキンスの目の前には、キラーに手を貸すように己と対峙するタヌキ
…なるほどこれが“占い”が示した未来
ホーキンスは最後の力と言わんばかりに胸元からカードを取り出した
「…おめでとう、それが最後だ!」
“藁人形(わらにんぎょう)ズ・カード”
「死神・正位置!!!」
ホーキンスの大きな白い死神がキラーを襲う
「死に損ないがぁあああ!!」
死神に目もくれずキラーはホーキンスに向かっていく
「刃・音速(ジン・ソニック)!!」
死神の刃が届く前にホーキンスは倒れた
最後にホーキンスの手からこぼれ落ちたのは“塔”の藁人形ズ・カード
奇しくも、古きものの崩壊…新しい道を意味するカードだった
