羽衣さん、わの国戦記【はなの都の御祭騒ぎ】
チェンジ
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ペンギンたちによるとローは囚われていたペンギンたちと引き換えに自分が捕まったらしかった
「キャプテンを助けにいかなきゃ!!」
「タヌキ!急ごうっ!!」
『今、都はパニック状態…行っても警戒が強すぎる
ローからの“連絡”もない』
「で、でもよお!」
自分たちのせいで船長であるローが捕まったとあってベポたちは冷静でいられない
ホーキンスの能力で人質に取られていたベポたちをタヌキは責めるつもりもない
無論ベポたちが口を割ってないのも疑う余地もない
きっとローもそうだ
そのローが無策でそう簡単に捕まるだろうか…?
『ひとつ、作戦がある』
「よし、わかった!」
まだ内容を話してないのにペンギンが頷いた
「タヌキに全部任せた!」
「おいペンギンッ!?
俺たちだって!」
「やらかしたもんは仕方ねえ
今はキャプテンを救出することが最優先だ」
悪いが侍たちの作戦よりもウチの船長の命だ
「なら、タヌキを信じるのが俺は1番いい!」
『!!』
タヌキが“ペンギンさん”と呼んでいた乗船当初なら考えられないセリフだ
偉大なる航海の旅で、ハートの海賊団はみんな強く、固く結ばれた
「もちろん、俺もそう思ってるからな!タヌキ!!頼むぞ!!」
「アイアイ!
タヌキ、キャプテンをお願い!!!」
『うん!』
自分たちより小さいタヌキの手をぎゅっと握りしめ円を組む
「キャプテンが捕まったことは“麦わらの一味”には言うなって」
『わかった』
「タヌキ、俺たちは1度麦わらのところと合流して情報の交換をする
そして、アジトに戻ってみんなに状況の説明に向かう」
『うん、ペンギンたちはハートのみんなをお願い』
「まかせろ!!」
『ナミは今えびす町にいるはず
夜明けまでに必ず戻る』
「よし!いくぞ!!」
「「「『アイアイ!!!』」」」
ベポたちと別れるとタヌキはローのいる都ではなく、また別の場所へと向かった