羽衣さん、わの国戦記【おろち城の乱痴気騒ぎ】
チェンジ
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「何をしているサン五郎!構うな!
ドレークとホーキンスが来て正体がバレたら終わりだ!」
「先に行け!後で合流する!
俺ならバレねえし、怪我もしねえ」
「あ?」
懐から3と書かれた黒い缶のようなものを取り出しサンジは自信満々に笑った
「…なんだ?サンジの奴??」
「こちらページワン
6条2区標的発見…」
ページワンがスマートタニシで連絡を取っている
援軍が到着するのも時間の問題だ
「“変装”するにゃおあつらえ向きだろう」
「何する気だサン五郎!」
「こんなものを身につけたくらいで俺は“ジェルマ”には成り下がらねえ!!」
「「「!!??」」」
サンジが持った缶詰をヘソのあたりにあてると高速回転した缶詰から眩しいほどの光が放たれ
サンジは全裸になった
「おいおい!?
公道で裸はッ!!」
あんなにかっこいいこと言っといて、まさかの町のど真ん中で痴態を晒す仲間をウソップは大声で制した
そのまま光はサンジを包み込み、黒いスーツへと変わっていく
「変身!?」
「カッケー!それどんな技術だ!」
その光景に、ウソップとフランキーの目が瞬く間に輝いた
そんなもの微塵も教えてくれなかったじゃないか!
ホールケーキアイランドで身につけた技に、2人は手に汗を握った
そして、その隣でローも別の意味で手に汗を握っていた
「なぜ奴があのスーツを持っている!?
“悪の軍団ジェルマ99”のNo.3!!
“ステルス・ブラック”!!!」
ステルス・ブラック本人より早く、ステルス・ブラックをローが興奮気味に早口で解説する
ノースブルー出身の多いハートのクルーたちがここにいれば大興奮だっただろう
「あのカッコいいのなんか知ってんのか!?
とら男!!」
「“海の戦士ソラ”の敵役だ!
俺は正当な読者!ジェルマが嫌いだった!」
「俺もだよ!!」
もちろんサンジもローの言うその絵物語を知っているし、その敵役のジェルマが自分の実家がモデルなのも知っている
サンジはジェルマの科学を借りて、ページワンに勢いよく向かっていく
「強っ!!」
圧倒的な科学の力で、サンジはページワンを吹き飛ばした
しかし、ページワンは古代種の悪魔の実で全く効いている様子はない
「ただのそば屋じゃなかったか…
名乗れ!!」
「………おそばマスク!!!」
「最悪だ!!
改名してくれーー!!!」