羽衣さん、わの国戦記【くりの空騒ぎ】
チェンジ
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しばらくしてローが戻ってきた
中では、錦えもんの昔話とおでんとカイドウの話…ワノ国の現状が次々と語られている
「タヌキ、ベポの様子はどうだ?」
『大丈夫、ずっと可愛いかった』
「…そうか」
体調を聞いたんだが…
まあ大丈夫そうだ
うぅと唸るベポだが、腹のものを出し切って幾分か楽になったようだ
タヌキは狛ちよに埋もれご機嫌そうだ
この国の炎の様な毛並みをもつ動物たちは可愛い
ベポはもっと可愛い
しかし、そんな呑気な空気もすぐに消え去った
『ロー、来るよ!
おこぼれ町の方向!』
ばっと起き上がりローの隣についたタヌキとほぼ同時にローも立ち上がり鬼哭に手をかける
ワンテンポ遅れてシャチとペンギンもベポの前に立った
そしてタヌキの言う通り街の方へ目をやると、遠くの方から不自然に雲が生まれて来ているのが見える
空の雲が蠢いて渦を巻く
「おい!麦わら屋!
すぐに来い!!」
「どうしたんだ、とら男?」
なんだなんだとルフィたちが出てきた頃には、すでに黒雲が都を覆っていた
「雨…?」
「いや待て!なんかいるぞ!」
理解が出来ないまま、雲の中から全体を掴めないほど大きな龍が現れる
「龍ッ!?なんだあれ!?」
「カイドウだ!!」
「「「ッ!!??」」」」
ローの言葉に麦わらの一味は言葉を失う
「あれに見えるは…カイドウ!
カイドウは龍に化けるのでござる!!」
更に、錦えもんによってカイドウの能力が明かされた