羽衣さん、わの国戦記【おでん城の大騒ぎ】
チェンジ
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「で、それまでにどうやって仲間と情報を集めるんだ?」
「決行の日と集合場所を図案にし、左足に月の印を持つものに配り歩く」
「左足に月の印?」
「その印こそ、反乱の意思
味方でござる
国中に散っておるゆえ、ゾロ殿とウソップ殿に」
「おしっ!このウソ八とゾロ十郎に万事任せろ!」
全てを言い切る前に、ゾロといっしょだと聞いたウソップが景気良く答えた
いったいいつから考えていたのかと、錦えもんは麦わらの一味に役割りを振っていく
「ロー殿には町医者をタヌキ嬢には看病中間を…」
「俺たちは俺たちで作戦を進める」
さあ作戦会議だという時にローが口を挟んだ
当たり前だがローが他人の作戦にのるわけがなかった
「おいとら男
輪を乱すなよ、輪を!」
話はこれからだろうよとフランキーがローを咎めるが何も響いていないようだった
「作戦の札ならこっちでも配っといやる
だが、俺たちがどこで何をしようと俺たちの自由だ」
仲良しごっこはそっちで勝手にやってろ
同盟は打倒“カイドウ”
それまでの道のりは制約されていない
「しっしかし、ワノ国では【でんでんむし】は使えぬ故、共に行動を…ッ」
「定期的な情報交換には顔を出す
いいか、“くれぐれも”決戦まで騒ぎを起こすなよ」
必要なことは話したとローはその場を去り、それを追いかけるようにタヌキもぺこりとお辞儀をして去っていった
「…大丈夫でござろうか」
「ほっとけよ
気のない奴がいても上手くいかねぇだろ」
麦わらの一味は、自船の船長もいない四皇の島で不安がつのった