羽衣さん、くじらの森の夢の国
チェンジ
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『…ねこちゃん』
すっかりネコマムシの旦那を気にいったタヌキは、ネコマムシの旦那が怪我で動けないのをいいことにそのお腹でくつろいでいた
その横でローは、麦わらの一味のサンジが四皇ビック・マムのところへ向かったことを知らされる
「なんだと!!
黒足屋がビック・マムの所へ!?」
「うん!」
『ねこちゃん、ふあふあ、かわいい、もふもふ』
語彙力を失いふさふさな毛並みに思わず手を伸ばし、ご満悦に尻尾を揺らす
「一体何がどうなりゃそうなるんだ!!」
「なんだ、もふ子
とら男に言ってなかったのか?」
『……ハッ!!』
忘れた!
タヌキの尻尾がピンと伸びる
ドフラミンゴとの戦いですっかり忘れていたが、電伝虫を繋いだときビック・マムと遭遇していたような
しかも、ルフィが喧嘩売ってたんだった!
思い出したタヌキは慌ててローに言い訳しようとするが
「…タヌキ」
いつもの5割増で睨まれたので、慌てて目をそらし言い訳は引っ込んだ
『ごめんなさい…』
「俺が迎え行ってくるからちょっと待っててくれよ!
カイドウ倒すの!」
「待つも何も俺たちがカイドウに狙われるのは時間の問題だぞ
しばらく身を寄せるはずだったゾウも奴らに場所が割れちまってる!」
「んーー、でもよー」
「次は俺たちが狙いだとしてもまた攻め込まれたらこの国は一体どうなる!」
「「「「「!!!!!」」」」」
ローの言葉に場が一瞬静まり返り
「優しいなぁ!!うぉおおおお!!!!」
「ゆガラら本当に海賊か!?」
「助けてくれた上に気遣いまでありがとう!」
そして弾けた
「ありがとう!感謝のガルチュー!!」
「ッ!!やめろ!」
ローがどんどんもふもふに埋もれて、あっという間に見えなくなった
『がっがるちゅー!!
ロー、ずるい!』
「シシッ!やっぱりとら男はいいやつなんだよ!!」
「よーし、宴ぜよ!!
酒と肴を!!」
あれよあれよという間に宴の準備が始まってしまい、ローの訴えは有耶無耶になった