羽衣さん、ずにぃしゃでの締結
チェンジ
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「答えたくなきゃ別にいいが…そのおでんとかいう、お前らの親分は何をして処刑されたんだ?
お前らが捕まったり狙われたりしてんのと関係があんじゃねぇのか?」
「……あぁ、察しの通り罪と言えば大変な罪
先代大名光月おでん様は海賊王“ゴール・D・ロジャー”と共に最後のラフテルに辿り着き世界の秘密を知ったお方でござる!」
「え゛っ!モモ!お前の父ちゃん、海賊王のクルーだったのかよ!」
驚いてその場にいた全員がモモの助を見る
世界の秘密を知った者の子どもとその家臣…
「そうか…その世界の秘密ってのを部下から聞き出す為に、カイドウと繋がっていたドフラミンゴもシーザーもお前らを捕らえようとしてたんだな」
「左様でござる…」
「しかし、おでん様は秘密を我らに背負わせようとはせなんだ!
拙者達は何も知らぬ!」
この言葉は本当だろう
ここまで共にしたルフィたちに錦えもんたちが隠す必要などもうないのだから
「おでん様が残された言葉はたったひとつ!!」
「「「「「ワノ国を開国せよ!!!」」」」」
それがどれほど重大で難問かワノ国の者ではないローやタヌキやルフィたちには分からない
しかし、処刑までされ貫こうとした信念であることは理解できた
「主君のおでん様の盾とならねばならぬ我らが、あろう事が一転命を守られて生き恥を晒した
今やるべきは命を賭して主君の無念を晴らす事のみ!」
「ワノ国の“将軍”を討ち!
閉ざされた国を開国すること」
「それが我らの志願でござる
ワノ国は今、手を組んだ“将軍”と“カイドウ”の手によりほぼ制圧状態!」
「今国ではわずかな反乱の意思をかき集めておるが…まだまだ敵の“大将”に対して多勢に無勢…だが!勝たねばならぬ!!」
「して、頼みがあるルフィ殿!
そして、ロー殿!」
膝をつき、錦えもんとカン十郎に雷ぞう、ネコマムシ親分とイヌアラシ公爵がルフィとローを囲む
ローにもちゃんと敬意を払ってくれているようだ
「命を救われ、なお物願いなど痴がましいが…
お主らの強さに毎度圧倒されるばかり!
所志道連れもご縁ならば…
ワノ国の“将軍”及び四皇“カイドウを討つ戦にどうか助太刀願いたい!!」
もとより麦わらの一味との同盟もそのつもりだ
戦力が増えて困りはしない
ローが応えようとしたとき
「断る!!!」
ルフィがまた誰にも断りなく決断を下した