羽衣さん、ずにぃしゃでの締結
チェンジ
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クルーたちに指示を出し、タヌキを連れクジラの木を登っていく
そこに待っていたのは、ルフィたちにネコマムシの旦那
そして…
『…大っきいワンちゃんだ!』
前を行くイヌアラシ公爵に目を奪われるタヌキ
浮かれているタヌキ…以上に浮かれている者が多数
「楽しみだな〜ニンジャニンジャ!」
「ニンニンッ!」
「「ニンニンッ!!」」
雷ぞうが忍者と聞いてからあの様子だ
忍者はニンニンと言わないと思うが、ルフィたちがあまりにも楽しそうなので何も言えない
ローやゾロの表情は変わってないが、興味ないのだろうか
そして、ご機嫌なルフィたちと違ってモモの助はずっと具合が悪そうだ
「うぅ…やはり気分が優れぬ、錦えもん」
「下で待っていても良いのですぞ、モモの助様」
モモの助は苦しそうに頭をおさえている
ゾウに上陸してからずっとこの調子だとチョッパーが言っていた
だいぶ苦しそうだ
錦えもんの言う通り、待っていた方がいいのではないだろうか
「このクジラに近づくほど大きく“声”が聞こえるでござる」
「体質がおでん様に似ておりますなぁ」
「………」
ローがタヌキを見るが、タヌキは首を横に振った
そんな“声”なんて一度も聞こえていない
モモの助が嘘をついているようには見えないし、イヌアラシ公爵とネコマムシの旦那もそれを気にしているようだった
クジラの木の尾にある隠し扉を抜けて、今度は長い階段を下っていく
なるほど、侵入者には絶対にわからないな
『ゔ…』
「?、タヌキどうした」
『下からうるさい声がする』
非常に不快だと眉を寄せる
「声!?忍者かッ!!!」
タヌキの言葉にルフィがいの一番に走り出した
不愉快だとタヌキはローの後ろの最後尾について耳を塞いだ
しばらくすると、ローたちにも聞こえるほどの叫び声が聞こえてきた
「着いたぜよ」
「忍者どこだ!!ニンッ…!?」
「おぬし、なぜ拙者を敵に渡さぬ!
この国は無事と聞き申したが、真かッ!
もし偽りなら!この雷ぞう!貴様を恨むでござる!!!!」
“カーーーッッッ!!!”
3mを超えるかなりの巨体の男が、大きな石に鎖で括り付けられ、大声で泣きべそをかいている
座り込んでいるので正確にはわからないが、大きな顔に短い手足、ずんぐりした胴体とアンバランスな体格
この人物が忍者・雷ぞうなのだろうか
にん…じゃ、なのか…?