羽衣さん、もこもこうこくの再会
チェンジ
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『おいしー』
久しぶりにラッコのご飯を食られて、タヌキはご機嫌だった
隣でローも好物の焼き魚を黙々と食べている
それを見てラッコも嬉しそうに皿を洗っている
なんてことないハートの海賊団のいつもの風景だった
この風景を見るまでに何ヶ月もかかった
久しぶりの船長とタヌキのご飯だから気合を入れて作ろうとしたが、2人からのリクエストはいつも食べていたメニューだった
サニー号で食べたサンジのオシャレな料理も美味しかったが、ラッコの和食が優しく体に染みる
「…なるほど、そんなことがあったのか」
ペンギン達からこのモコモ公国であったことを聞く
なんとカイドウの海賊団、“災害”の1人ジャックがこの国を襲ったという
ことの発端は17日前
いきなりやってきたジャック率いるカイドウの海賊団
ベポたちもネコマムシの旦那と共に戦ったが、5日で町は全壊してしまったという
『ベポの故郷を…許せない
私がいたらボコボコにしてたのにッ!!』
「でも、キャプテンたちのおかげなんだ!
ジャックが去ったのは!」
「どう言うことだ?」
ジャックが切り上げた日は、ローたちがちょうどドフラミンゴを倒したその日だった
「ドフラミンゴがやられて、きっとカイドウが動いたんだ」
そのタイミングでナミたちがやってきたのだという
「麦わらの仲間が助けてくれたんだ!」
「…そうか」
帽子を深く被りローは苦い顔をした
自分のクルーの瀕死の怪我を本当は自分の手で治したかった
…だが
「お前たちが無事なようでよかった」
「「「「きゃっきゃぷてーーん!!!」」」」
つい漏れたひと言でまたクルーたちに揉みくちゃにされたロー
それはお互い様だ