羽衣さん、ごぉいんぐるふぃせんぱい号に乗船
チェンジ
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宴が終われば、子分たちはそれぞれの故郷や船へと帰っていった
また会おうとルフィのビブルカードを持って行ったから、この先会うことがあるかもしれない
その時まで、麦わらの海賊団とハートの海賊団の同盟が続いているかは分からないが
“ルフィセンパイ”を模した船は、ローが持っていたベボのビブルカードでゾウを目指していた
「とら男!もふ子!
あの黒くてカッコいいやつまたやってくれよ!」
暇を持て余したルフィがローとタヌキの元へやってくる
「黒くてカッコいいやつ?
なんだ?それ?」
ウソップがローに聞いてくる
「鬼纏のことか」
「まといぃ?」
「簡単に言うと、俺とタヌキの合わせ技みたいなもんだ
通常の何倍の力を出せるようになる」
「スゴイんだ!もふ子がいなくなったかと思ったらとら男が黒くなってよ!空!!飛ぶんだ!!」
「空飛ぶ能力じゃねぇよ」
「楽しそうな能力ね」
「???、つまりどういう技なんだ?」
「いいなあ、俺もやりてぇな
飛びてぇな空」
「お前じゃ出来ねぇよ」
「是非、見てみたいわ」
羨ましがるルフィを優越感たっぷりの顔で答えるロー
宴の残りの甘味を口いっぱい頬張ったタヌキを見てロビンが笑った
「おい、ルフィ
どうやら俺たち懸賞金上がってんぞ」
新聞を読んでいたゾロが言う
あれだけ暴れたんだから上がっていて当然だ
「えー!本当かッ!!」
ルフィが嬉しそうに新聞を覗き込んだ
「あれま!ご存知なかったですか!
じゃ俺の部屋に手配書あるんでどーぞどーぞ!!」
バルトロメオを背中を押されるまま、ルフィたちは船内へと入って行き、ローとタヌキが残された
ゾロが投げ置いた新聞からペラリとローとタヌキの手配書が出てきた
ローは5億、タヌキは2億5000万に上がっているが、2人とも興味はなさそうだ
船内からは麦わらの一味が懸賞金についてワーワーと叫んでいる
タヌキは新聞の別の記事に目を通す
ドフラミンゴがインペルダウンに送られたと一面に載っている
『カイドウもこの記事見てるのかな』
「世界に知れ渡った
カイドウも時期に行動に移す」
ドフラミンゴを討った後SMILEの供給が止まれば、カイドウも黙ってはいない
世界最強の怒りがこちらに向くのも時間の問題だろう
「あまり麦わら屋たちに情を移すなよ」
それはこちらに言っているのか、自分自身に言い聞かせているのか分からず、タヌキは返事が出来なかった