羽衣さん、どれすろぉざに挑む【SMILE工場の抗争】
チェンジ
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“ポンッ”
『!!??』
「助かったよ〜シュガー!!」
「油断しちゃだめじゃない」
タヌキに触れたのは幹部塔にいるはずのシュガーだった
シュガーの力で白いキツネのぬいぐるみとなってしまった
これではもう戦えない
まさか幹部塔からシュガーが出てくるなんて
シュガーもただの女の子というわけにはいかなかったみたいだ
これはタヌキの読みが甘かった
すでにレオたちは全員シュガーにやられたのか
オモチャの姿では知る術がない
ベトベトが燃え広がり、火の手が幹部塔にまで回ってしまいボロボロになった幹部塔が目に入る
…いっしょにいたウソップもやられてしまったのだろうか
タヌキよりも先にオモチャにされてしまったロビンのことをタヌキは思い出せなかった
「可愛くない」
『っ!!』
シュガーに抵抗もできず声もでず無残に蹴られる
「さあ、契約よ」
そして、タヌキにも契約しようとシュガーの手が伸びる
”このまま…いいようにされてたまるか!!”
タヌキはシュガーに触られる前にすぐさま近くの燃え盛る炎に飛び込んだ
「!!、なにあいつ」
「べっっべべ!?やりやがった!
オモチャのくせに火に飛び込むなんてなんて奴だ!」
燃え盛る炎でシュガーたちはタヌキを完全に見失った
大量に燃えた奴のベトベトでそう簡単に追ってこれまい
“はぁ…はぁ”
なんとか逃げられたもののオモチャの身体は半分焦げてしまった
右手がろくに動かない
しかし、タヌキはそんなこと気にならなかった
“…ロー、私のこと忘れちゃったの…?”
今までにないほど大きな恐怖がタヌキを支配した