羽衣さん、どれすろぉざに挑む【グリ-ンビット暴動】
チェンジ
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『そんな!?』
いきなり叫んだタヌキにフランキーもオモチャの兵隊も驚き肩を揺らした
「いきなりどうしたんだ!?」
『ドフラミンゴが裏切った!
奴は“七武海”をやめてない!!』
「なんだって!?」
タヌキはローに力を抑えろと言われていたのに、しっかりローの方に耳を澄ませていた
ルフィたちのせいでバタバタしたが、落ち着いて耳を澄ませれば驚くべき内容が飛び込んできた
思わず取り乱したタヌキにフランキーも落ち着けと宥める
「それなら今朝、政府のやつが来て誤報だと言っていたぞ…君らは知らなかったのか?」
知ってるものかと思ったぞ
タヌキの頭の上からオモチャの兵隊が言うが、そんなものタヌキもローも麦わらの一味も世界中が知らないことだ
『知らない!
ローは…もう約束の場所にいる!』
「!!、おいおい、そんなところまでわかるのか?
作戦ではロビンやウソップもいただろう!
あいつらどこで油売ってんだ!?」
タヌキは目を瞑り、必死でローの辺りの声をひろう
『近くにはいるみたい…だけど、地下?誰かといっしょにいる…敵ではないみたい』
くそっやられた
らしくなく声を荒げるタヌキ
「とにかく大変な状況なんだろ!?
作戦は俺に任せて行ってやれよ!」
ローが大変なら、そのクルーのタヌキは行ったほうがいいだろう
フランキーはすぐにタヌキの背中を押した
『…いや…作戦をこのまま実行する』
「!!」
「いいのか?」
タヌキは強くフランキーを見た
『ローはドフラミンゴに簡単に負けない…ローが1番恐れていることは作戦が失敗に終わり共倒れになること
仮にドフラミンゴを倒せなくても工場さえ壊せれば…ドフラミンゴはガイドウによって殺される
工場の破壊は私が命をかけてでもやる!』
ローだって命をかけてドフラミンゴを倒そうとしてる
私も命をかける価値がある
「くぅうっ!!泣かせるぜ!もふ子!
よし!このフランキー兄貴の胸を貸してやるから、思う存分泣いてくれ!」
『いい?ドフラミンゴはこちらの動きを把握しきれていない…私たちの動きが最重要なの…作戦は続行する』
「わかった、先を急ごう」
今度はタヌキが泣き出すフランキーの背中を押し目的地へと急ぐ
オモチャの兵隊もタヌキの意思に賛成してくれた
タヌキは本能と理性の瀬戸際で前を向いた