羽衣さん、どれすろぉざに挑む【オモチャの家事変】
チェンジ
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「兵隊さーーん!!」
「レベッカ!!」
ひまわり畑が見えた瞬間、キュロスは飛び出していった
娘のレベッカに向けられたディアマンテの銃弾をキュロスが防いだ
レベッカを守るようにキュロスがディアマンテと対峙する
「!?、キュロス〜!?」
「家族を…2人も奪われてたまるかッ!!」
新たに現れた頭割り人形に追われながらルフィとローもひまわり畑についた
「レベッカーー!!
鍵くれ!鍵!!」
「え?」
身体を覆う面積が極端に少ないビキニタイプのアーマーをつけた少女がレベッカらしい
ルフィが伸びる手をなるだけレベッカに手を伸ばし、ローも急かす
「早くしろ!!」
「うっ、うん!!」
ついにルフィの手に鍵が渡り、ローの海楼石の手枷がやっと外れた
カシャンッ
「room…」
追ってきた頭割り人形はローの能力でバラバラにされ、丘の下に落ちていく
「やっと自由だ…ッ!!」
それは宝よりローにとって大事なことだった
錠に繋がれてる間にドフラミンゴのいる4段目まであと1歩のところまできた
力が戻ったローが1番初めにやったことは見聞色の覇気を使いタヌキを探すことだった
「!!、クソッ、やっぱりか!」
王宮の最上階でタヌキの“声”がする
だが…まだ生きてる!!
待ってろタヌキ、すぐ行く!
「兵隊ッ!大丈夫か!?」
「あぁ…ディアマンテは私に任せろ
ドフラミンゴは任せていいか」
「勿論だ!!」
「麦わら屋、俺たちはドフラミンゴのところへ!!」
「行こう!
じゃあ任せるぞ、兵隊!!」
「行かせるかぁ!」
「ディアマンテ、お前の相手は私だ!!」
キュロスに任せるローとルフィはドフラミンゴの元へ向かう
その背中にレベッカが問いかけた
「ねぇ!ルーシー!
本当にドフラミンゴを倒してくれるの!?」
「ルーシーじゃねぇ!
俺はルフィ!海賊王になる男だ!」
「!!、ルフィ…」
「小賢しい!
お前らを王宮になど行かせるわけねぇだろう!」
ディアマンテの剣がローとルフィに向かってくる
「room…」
全くどこまでもブレない男だ、麦わらのルフィという男は
ローは改めてそう思った
「shambles」
ディアマンテの刀は当たらぬまま、一瞬のうちにローとルフィは王宮内部へと入った
能力さえ使えればこっちのものだ
「王宮か!?
便利な能力だなぁ」
「その分体力を消耗する…錠が外れずにお前に運ばれたのは不幸中の幸いだったかもな」
おかげで体力を温存できた
ローは自分の腹に手を立てるとゔぅっと唸った
「えっ!?どうした!?」
「オペをした」
ローの手のひらには鉛玉が3つ…
コロシアムの前でドフラミンゴに撃たれた玉だ
はじめから殺すつもりではなく、いたぶるつもりだったのが見てとれる
「わざわざ鉛玉を…あの野郎…!!」
ローは怒りに任せ、鉛玉を地面に叩きつけた
「大丈夫か、とら男」
「あぁ…行くぞ麦わら屋
ドフラミンゴを討つ!!」
そして、ついに2人は王宮の最上階に足を踏み入れた
「ミンゴ!!
お前をぶっ飛ばしにきた!!」
荒々しい来客にドフラミンゴは驚く様子もなく口角を上げた
「全く…失望したよ…」
ローはドフラミンゴの足元で意識を失うタヌキにいち早く気づいた
「タヌキ!!」
やっぱりお前はここにいたのか
やっと2人は再会した