羽衣さん、どれすろぉざに挑む【お花畑の変】
チェンジ
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「今…電伝虫で誰を呼んだ?
麦わらか?それとも九尾か…?」
「…さぁな」
行先を糸に切り刻まれた木々が塞ぎ、ついにドフラミンゴに追いつかれた
サニー号に連絡を取ったはいいが後どれくらいで着くかローにはわからない
「フッフッフッ…今ここでお前が踏ん張ることも無意味!
お前の相棒の麦わらなら俺の仕掛けたエサに食らいついてコロシアムの“剣闘会”に今出場中だ!!」
「!?」
あれほどドフラミンゴのペースに乗るなと言ったのに…何をやってるんだ麦わら屋
タヌキが一緒のはずなのに
タヌキが一緒なら何が考えがあってのことだろうか…
麦わらのルフィに信頼は置けないが、タヌキなら疑う余地もない
「各地から海を越えて強豪たちが集まる無法者の殺し合い…負ければ即地獄行きだ!!
あのコロシアムから奴はもう出てこれねぇよ
同盟は終わりだ…観念しろ、ロー」
ジリっと一歩下がりドフラミンゴとの距離を取る
「さあて…九尾はどこだ?ロー
パンクハザードで共にいたことは聞いているぞ」
「さあ?俺が知りてぇよ」
タヌキは今何をしているだろうか
もう少し逃げ回り、サニー号の到着を待とう
再び円を展開しようとしたその時、耐え切れないほどの重力がかかりローは膝をついた
「グッ、藤とらか!?」
「言い訳は無駄かと…街のレストランで、九尾さんと思しき人物が麦わらの一味と行動しているのは確認済みで…」
藤とらの前ではいくら姿を変えようと意味ないようだ
タヌキの行動がバレている
しかし、流石の海軍大将も“SMILE”の工場は知らないだろう
大将が黙認してるならそれはそれで大事件だ
「うまく九尾紛れ込ませたのに街で暴れちゃ意味ないよなぁ
しかし、俺も藤とらから言われるまで気づかなかったよ
お前もいい駒を見つけたな、ロー…お前が死んだ後は、タヌキは俺がたっぷり可愛がってやる…フッフッフッ」
重くのしかかった重力にローはついに立てなくなり地面に倒れた
…テメェが気安くタヌキの名を呼ぶんじゃねぇ