羽衣さん、さうざんどさにぃに乗船
チェンジ
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「なあなあ!とら男ともふ子は行ったことあんのかよ、ドレスろうば」
『ローザ』
「ローザ!!」
「ない
奴の治める王国だぞ」
「ほんじゃ全部着いてから考えよう!
しししし冒険!冒険ッ!!」
『行ったことないないから着く前に考えた方がいいんじゃないの?』
「楽しみだなードレスローザ!!」
『聞いてる?』
「俺、早く和の国にも行きてぇなあ!」
「おい!何の計画もなく乗り込めるような場所じゃないんだぞ!!」
タヌキの声もローの声も聞き入れてはもらえず、2人揃って不機嫌な顔をする
ポーラータングでこんなことはまずあり得ない
「腹減ったなぁ!
サンジ、朝メシはなんだ?」
「サンドイッチだ」
「わー!おれ、わたあめサンド!!」
「俺はパンは嫌いだ」
「私は紅茶だけで」
麦わらの一味の雰囲気に飲まれ思わず会話に入ってしまったロー
『!!!』
すぐに気づき慌ててパッと手で口を塞いだが、隣にいたタヌキは信じられないものを見る目で勢いよくローを見た
ローが思ったより麦わらの一味に馴染んでる!
あんな嫌な顔してたのに!
『いふぁい!いふぁい!』
ローはすぐさまタヌキの頬をムニムニと掴み、無言の圧をかける
『まにゃ、にゃにもゆってにゃいにょに』
「言うつもりだっただろ」
ローは容赦なく縦に横にとタヌキのほっぺを引っ張った
『…いたい』
何か言われないようにローはタヌキを置いてルフィたちの後を追い、さっさと食堂に入って行った
だいぶ遅れて2人が食堂に入るともう食事の準備が整っていた
希望通りおにぎりを出してもらったローの横でタヌキはサンドイッチを食べる
ハートの海賊団ではローがパンが嫌いな為、滅多に出ない
タヌキも和食が好きな為文句こそなかったが、久々に食べると美味しい
揺れる尻尾がローに当たった
サウザンドサニー号は穏やかにドレスローザへと向かった