羽衣さん、バレる
チェンジ
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「タヌキ!島が見えたよー!!」
この船に乗って初めての島だ
「やっとタヌキのツナギが出来るね!」
この船にタヌキにあうサイズのツナギは当然だがなく
ずっと着ていた服と支給されたぶかぶかのツナギを交互にきてきた
この世界の人々はデカすぎるんだ!
と尻尾が出ていたら地面に叩きつけその不機嫌を見せつけているだろう
正直、ツナギは苦手だ
それは通気性とかデザイン性とか掲げてるジョリーロジャーとかそんなことでなく
尻尾のあたりが窮屈なのだ
これは感覚的なもので、言葉にするのは難しい
タヌキは完全にタイミングを失っていた
この世界で過ごして行くなら彼らと共に生きたいとタヌキは思っていた
まだまだ短い付き合いだがタヌキはこの直感を信じていた
だからって、急に出したんじゃ…
能力者でもない自分が出したらみんなは、ローはどう思うだろうか
この船に乗ってからずっとタヌキの悩みだった
はぁ…尻尾いつだそう
タヌキの悩みは解決しそうになかった
「…タヌキ?」
『楽しみだね、どんな島だろう』
そんな1人と1匹をローが見ているなんて、ボーッとしすぎて気づかなかった