羽衣さん、さうざんどさにぃに乗船
チェンジ
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
運命の朝、ローの思惑通りドフラミンゴは七武海を脱退、ドレスローザの王位を放棄したという新聞が届いた
みんなで新聞を囲む
タヌキも寝起きで大きな欠伸をしながら、ふわっと浮き上がりローの頭の上から覗き込む
「本当に辞めやがった!?」
「ジョッジョーカー!!
俺のために!シュロロロ!!」
「おっ…王位!?王様だったんですか!?」
「王様ァ〜?鳥の国のか???」
『ドレスローザの王様だね』
「これでいいんだ
奴はこうするしか方法はない!!」
ローの言葉にタヌキは深く頷いた
頑張った甲斐があった!
思わず揺れた尻尾をロビンがフフッと撫でた
「で、何で俺たちの顔まで載ってんだ??」
「「「「「は?」」」」」
ルフィが指差した先にはローとルフィの同盟の記事がある
【“七武海”トラファルガー・ローと“麦わらの一味”と異例の同盟!!
“七武海”トラファルガー・ローに対する政府の審判は不明…】
映像が生配信されていたためか、早くも大きく取り沙汰されている
映像に映らなかったタヌキは珍しく名前がない
そして、ローとルフィの同盟の次の記事も驚くべきものだった
【“キッド海賊団”“オンエア海賊団”“ホーキンス海賊団”
時同じくして、同盟結成!!】
「コイツらもかー!!同じ事考えてんのかな?」
『他所は他所うちはうちだよ、ルフィ』
「わかってるよー、もふ子」
『それにしたってタイミングが良過ぎるけど』
「いいか?これがいかに重い取引かわかっただろ」
ローの言葉に麦わらの一味は頷いた
「コイツを返せば取引を成立だが…タヌキ」
差し出されたローの手に、尻尾から取り出した帽子を被りダイヤルの付け根から尻尾の生えた電伝虫を渡した
クマノミが作ってくれたタヌキを模した電伝虫だ
「あら、かわいい」
1ヶ月も居たはずなのに手ぶらなのはタヌキの尻尾の中に全て入ってるから
流石に量が多く、整理整頓が難しいと本人は文句を言うが、重さ等に追及はなかった
「何する気だ?」
「ドフラミンゴにコンタクトをとる」
「なっなに!?大丈夫なのかよ!?」
昨日の約束通りローはドフラミンゴに連絡を取った