羽衣さん、ぱんくはざぁどの戦い【冬の陣 前半戦】
チェンジ
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ビービーと警告音が島中に鳴り響く
A棟に侵入したローは、スモーカーとともにすぐB棟を繋ぐ通路へと向かっていた
「ロー!これは何のブザーだ!?」
次々と襲ってくる敵を倒しながらスモーカーが聞く
「この棟のゲートが閉まる警告音だ
次のB棟へ移る通路はひとつしかない」
タヌキはもうこの通路を通っただろうか
シーザーやヴェルゴから逃げるため、気配を消しているタヌキはローの見聞色の覇気でも見つからない
これから心臓を取り戻す戦いもあるため、これ以上詮索するために覇気は無駄遣い出来ない
しかし、タヌキの無事を確認したいという思いからローは見聞色の覇気を使い続け前に進んだ
たぬき屋から無事だということを聞いてからタヌキの情報はない
いそがねぇと…ヴェルゴもいるんだ!
そして、ローは“SAD”製造室へと足を踏み入れた
【緊急連絡!只今トラファルガー・ローが“SAD”製造室へ侵入致しました!!】
「正気かッあの野郎!?
そいつに首をつっこんだらテメェもただじゃすまねぇぞ!!!」
研究所全棟に鳴り響いた放送により、ローの思惑がシーザー側へと伝わった
「麦わらと手を組んだのは迎撃の意思かッ!!
王下七武海に入ったのも、その部屋へ辿り着くためだな!!ロー!!」
「!!!、なんだぁ!?」
サンジと対峙していたヴェルゴは怒り狂い、まだ戦闘中にも関わらずローの元へと急いだ
「あのガキ…頭の中に最悪のシナリオを描いてやがる!
新世界を滅茶苦茶にする気か!?」
ヴェルゴの驚き絶望する顔がローには目に浮かんだ