羽衣さん、ぱんくはざぁどの戦い【夏の陣 前半戦】
チェンジ
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「スモさーーん!!」
「スモやん無事か!?」
随分遅れてやってきた海軍は無惨に倒れているスモーカーに目を見開いて驚いた
「スモーカーさんッ!!!」
「ん??ケムリン??」
駆けつけた海軍によりルフィはそこでやっとスモーカーの存在を知った
「おいマズイぞ!ルフィ、海軍だ!!」
「あれ?やっぱケムリン達じゃねぇか!」
懐かしいな〜
手を振るルフィだが、倒れたスモーカーに駆け寄るたしぎには届いてない
スモーカーの胸に空いた穴を見てたしぎはキッとローを睨み、敵討ちのようにローに詰め寄った
「よくも!スモーカーさんを!!」
「おいおい、よせ…そういうドロ臭いのは嫌いなんだ」
「!!?」
「shambles」
間合いに入ることも出来ずたしぎは倒れた
「たしぎちゃーーーん!!!」
「何した?
あいつ、今…」
剣で宙を刺しただけのように見えたが
ゾロの声は海軍の叫びによってかき消された
上司を2人もやられた海軍は叫びながらローとルフィたちに銃を向ける
騒ぎはどんどん大きくなっていく
ここで麦わら屋たちといるのをシーザーにバレるのはマズい
さっさと麦わらと別れたほうがいいな
「ルフィ!急げ、ここはやべぇ!!」
「研究所の裏へ回れ
お前らの探し物ならそこにある」
お前の仲間がそう叫んでたぞ
麦わらの一味を乗せた茶ひげを見送り、ローも施設の中へと入る
「また後で会うだろう
互いに取り返すべきものがある」
大切なものがな
早くタヌキのとこにも戻らなねぇと
作戦を練り直す必要があるかもしれねぇ
…問題はタヌキの機嫌をどうやって取るかだな
ひと騒動で多少冷静になった頭で謝り方を考えながらローは帽子を掻きむしった
足早に施設の中を進むローの手の中でスモーカーの心臓が脈打つ
「てめぇ!何て事をしてくれた!!ロー!」
…厄介な奴に見つかった
1秒でもタヌキのところに行きたいローも、シーザーを無視する事は出来ない
「文句があんのはコッチだ、シーザー」
ローは自室に向かっていた足をシーザーの研究室へと変えた