羽衣さん、ぱんくはざぁどの戦い【夏の陣 前半戦】
チェンジ
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海軍が乱射する銃弾もローの前では無意味だった
それどころか、みるみるうちに自分たちの体がバラバラにされていく
「くそぉ!俺達は邪魔だ!」
「遠慮なく逃げろ〜!!
円の外へ〜!!」
散り散りに逃げる海軍
ローの円の中に残ったのはスモーカー、ただ1人だった
「ここがお前に必要か?
裏に誰かいるな、何を企んでいる!」
煙になり一気に間合いを詰め、海楼石を仕込んだ十手をローに向けてくる
ギィィンッと覇気を纏った鬼哭で跳ね返す
「じゃあお前から答えろ
お前らはなにを企んでる?」
tact
ローがまた人差し指を上げれば、今度はローの目の前の地面が競り上がる
スモーカーは一瞬ローを見失うが、攻撃の手は止められず目の前に現れた地面を十手で貫く
「!!!」
「場所を変えなきゃ…見えねぇ景色もあるんだ、スモーカー!」
砕けた地面の隙間からローがスモーカーに手を伸ばす
「mes」
ひと突きでスモーカーの心臓はローの手の中にあった
その衝撃でスモーカーは気を失いどさりと倒れる
スモーカーをローは冷たく見下ろす
「何一つ…お前に教える義理はねぇ」
2人の戦いで周りの人影はなく、倒れたスモーカーを助ける海軍もいない
ロー1人だけの静寂に大きな声が響き渡った
「おーい!お前じゃんかーー!!
俺だよ!俺ーー!!」
「…麦わら屋」
今度は麦わらのルフィの登場にローは頭が痛くなった
仲間も何人かいっしょだ
今日は次から次へとアクシデントがやってくる
しかも、なぜかシーザーの部下であるはずの茶ひげに乗ってやってきた
茶ひげもローの手術を受け、腰から下がワニになっているため人を数人乗せるのも容易いのだろう
茶ひげはシーザーの部下だったはずだが、今のローにはどうでもいいことだった
「こんなとこで会えるなんて思わなかった!
よかった、2年前は本当にありがとう!!
あれ?喋るくまは???」
「…よく生きてたな、麦わら屋
だが、あの時の事を恩に感じる必要はねぇ
あれは俺の気まぐれだ」
ローがそう言っても本当にありがとうなーとルフィはお礼をやめなかった
にこにこと向けられる笑顔は2年前と変わらなかった