羽衣さん、にゅううぇぇぶに突入
チェンジ
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女ヶ島に着くまでの間、タヌキはとりあえずのんびりお風呂に入る…予定だった
途中ローのちょっかいが入りその予定が哀しくも崩れ去った
『ローッ!まだお昼!』
「頑張ったご褒美におやつの時間だろ?」
『!!!』
タヌキは先程のハンコックの態度とシャチの言葉を思い出し強気に出る
強くローを押しいつもと逆の体勢をとる
ローの上にたてばいつもの違う景色が見える
「…今日はどういうつもりだ、タヌキ?」
『ッ!いつまでも下にいると思うな!!』
ハンコックはこんな感じだっただろうか
慣れない事をするから顔は真っ赤だ
ローは珍しいタヌキに努めて表情を崩さないように応える
優しく優しく
からかっていると気づかれては駄目だ
タヌキが気づいてやめてしまわないように
自身の上に乗ったタヌキの腰を下から優しく撫でる
「…で、お前は俺をどうしてくれるんだ?」
『!!!』
つ、続きは考えてなかった
やっぱり慣れないことはやめようとタヌキはローの上から降りようとした
『わっ!?』
気づけばタヌキとローの位置は反転しており、ローの顔が目の前にある
「シャチたちに何吹き込まれたかは知らねぇが、俺の上に立つなんて考えないことだな」
まっ、新鮮で楽しかったぜ…たまにはいいかもな
ククッと喉を鳴らしたローにタヌキは全てを気づいた
ローは絶対にシャチとペンギンとの話を聞いてた!!
だから、わざとこんな昼間にちょっかいをかけてきたんだ!
真面目な顔して真剣な話をしてたから油断してた
『盗み聞きなんて趣味が悪い!』
「お前が言うな」
タヌキは自分のことは棚に上げ、ローを責めた
ご機嫌になったローにタヌキは口論でも勝てそうにない
ローがタヌキの首筋に頭を埋める
こうなればタヌキに出来ることはない
ペンギンの嘘つき!!
タヌキは悔しそうするが、今日もまたいつものようにローのなすがままにされるだけだった
いつかタヌキがローを出し抜く日は来るのだろうか…