羽衣さん、夏島【晩夏】
チェンジ
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「あっ、ぺんぎん!!」
「ベポ!?
なんでお前こんなところにッ!」
ローがキテと戦っている頃、タヌキとはぐれてしまったベポは裏から入っていた2班のペンギンたちと鉢合わせしていた
「じつはね!ここに、かいぐんがね!」
「なんだ海賊風情がうようよと目障りだな」
「いるんだ!!」
ベポの話の途中でペンギン達の前から正義のマントを靡かせた海軍が現れた
「いや、言うのおせーよ!!」
「…すみません」
「打たれ弱ッ!」
想定外のベポと海軍の登場にペンギンの中で面倒くさいことが確定した
「まさか我々の交渉を邪魔しに…クマさんの差し金か?」
「クマさん…?」
「そうなんだ、ぺんぎん!かいぐんが“クマさん”をころそうとしてるんだ!」」
「はぁ!?クマさんは敵だろ?」
「ひるまのやつとかいぐんがグルなの!」
昼のやつと言うのは、タヌキたちを小さくしたキテというやつか
それと海軍がグルでクマさんを殺そうとしている?
キテはクマさんの仲間じゃないのか?
それは船長は知っているのか?
というか、タヌキはいっしょじゃないのか?
考えれば考えるほどペンギンは頭が痛くなった
「色々と知っているようだが貴様らを殺ればいいだけの話だ
お前たちもこの鼠とさして変わらん存在ということだよ」
「っくそ!離せッ」
「!!、ドーリィ!?
なんでお前まで!」
海兵の腕の中に捕まっているドーリィ
ベポだけじゃなくてなんでお前まで問題を持ってくるんだ!!
「おい、ペンギン
どうすんだよ!」
「知るか!俺に聞くな!!」
船長のいないところで終えてしまおうという甘い考えは偉大なる航海に拐われた
絶対に後でばらばらにされる自分の未来にペンギンたちの背筋が凍る
先日、バラバラになったシャチの悲惨な光景が浮かんだのを慌てて消した