羽衣さん、終わってはじまる
チェンジ
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対妖怪用刀祢々切丸で斬られやっと自分が受けた運命の一つが終わったことを実感する
目が覚めたとき気づけば“羽衣狐”となっていた
転生する度に増える尻尾は8本に増え、やっと私は主人公の祖父に切られた
これからさらに転生をし、主人公の父親を殺し主人公にやられるのだ
あらがいたい運命ももう諦めた
こんなにも永く生きてわかった事だ
辛いことばかりじゃなかった
楽しいこともあった
頼れる仲間もできた
もちろんみんな悪役だけれど
嫌なことだって出来るだけ避けた
生き肝なんて一口も食べなかった
でも、偏食だなんだとみんな永遠にもってくるんだもん!
あれは本当やめてほしかったわ
おはぎの方が何倍もうめぇわ!!
おっと話が逸れた
こうして少しすれば転生する
意識と現実は時の流れが違うのだ
やだなぁ…もう自由になりたい…