ポケットにファンタジー
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Side Reborn
ドアをあけたらたぬきが座っていた
犬のようだと思ったがきっとそれよりも頭がイイのだろう
謎に包まれた匣からでてきたのはなんとも変な動物だった
警戒心もなければ、怯えもしねぇ
普通だったら実験室行きだろうが、ツナがそれを許さない
まぁ、ツナが止めなかったら俺が止めていただろうが
健康診断の名の下にされた検査は、特に通常の匣と変わらなかった
もう少し慣れて来たら精密検査もしてもいいだろう
なかなか愛嬌のあるやつだ
結構可愛がる奴が多い
メイドにしてもシェフにしても部下や保護者だって
俺も例外じゃねーが
案外自分が思っているより気に入っているかもしれない
少し笑いが漏れた
「ところでツナ見なかったか」
「10代目ですか?いえ、見ていませんが」
「ツナなら、さっき庭の方に行くのをみたぜ」
「そうか、わかった
ダメツナのぶんざいでサボりやがって」
だからいつまでもダメダメなんだ
たぬきが来てからマシになったが
それも髪の毛一本分あるかないかだ
探すのは疲れるし、めんどくさい
もう日常だ
「おい、たぬき借りてくぞ」
「はい!」
「ははっ、いつものことだしな」
そしてたぬきが来てからもう一つ増えた日常
ツナの探すときにいるたぬき
たぬきがいることでツナが素直に仕事に戻る
だったらさぼんじゃねー
『イーブゥ』
「なんでもねぇ、気にすんな」
たぬきは癒しに優れる
ツナもこれくらい可愛けりゃ……気持ち悪いな
かわいいなんてどこをどうしても似合わない
『ブィ――』
「たぬき!!……とリボーン」
「俺はおまけか
まっ、別にいいゾ
たぬきに一生さわりたくねーてんなら」
「……仕事、すればいいんだろ」
「なかってんなら、さっさとしやがれ!!」
まだまだ、世話がやける教え子にため息を吐きながら
たぬきをひとなでした
ドアをあけたらたぬきが座っていた
犬のようだと思ったがきっとそれよりも頭がイイのだろう
謎に包まれた匣からでてきたのはなんとも変な動物だった
警戒心もなければ、怯えもしねぇ
普通だったら実験室行きだろうが、ツナがそれを許さない
まぁ、ツナが止めなかったら俺が止めていただろうが
健康診断の名の下にされた検査は、特に通常の匣と変わらなかった
もう少し慣れて来たら精密検査もしてもいいだろう
なかなか愛嬌のあるやつだ
結構可愛がる奴が多い
メイドにしてもシェフにしても部下や保護者だって
俺も例外じゃねーが
案外自分が思っているより気に入っているかもしれない
少し笑いが漏れた
「ところでツナ見なかったか」
「10代目ですか?いえ、見ていませんが」
「ツナなら、さっき庭の方に行くのをみたぜ」
「そうか、わかった
ダメツナのぶんざいでサボりやがって」
だからいつまでもダメダメなんだ
たぬきが来てからマシになったが
それも髪の毛一本分あるかないかだ
探すのは疲れるし、めんどくさい
もう日常だ
「おい、たぬき借りてくぞ」
「はい!」
「ははっ、いつものことだしな」
そしてたぬきが来てからもう一つ増えた日常
ツナの探すときにいるたぬき
たぬきがいることでツナが素直に仕事に戻る
だったらさぼんじゃねー
『イーブゥ』
「なんでもねぇ、気にすんな」
たぬきは癒しに優れる
ツナもこれくらい可愛けりゃ……気持ち悪いな
かわいいなんてどこをどうしても似合わない
『ブィ――』
「たぬき!!……とリボーン」
「俺はおまけか
まっ、別にいいゾ
たぬきに一生さわりたくねーてんなら」
「……仕事、すればいいんだろ」
「なかってんなら、さっさとしやがれ!!」
まだまだ、世話がやける教え子にため息を吐きながら
たぬきをひとなでした