ポケットにファンタジー
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チョンチョン
「…………」
うごかない…ただの屍のようだ
『イィー…ブウゥウウウゥ!』
イーブイの攻撃▼
「のしかかる」
効果
ノッかかるぞ!
「グヘッ…たぬきか?」
『イーブゥ!』
ボスが任務(?)かなんかで席を外して暇なので、殺られたスクアーロを起こす
おきてよー、スクアーロ
かまってー、暇だよー
「あのクソボスッ、呼びつけたのはそっちじゃねーかぁぁああ」
誰もいないボスのソファーを剣で斬りつけてる
あれ?鮫の牙(ザンナ・ディ・スクアーロ)つかってない?
そうとうストレスたまってたんだね
ひと通り斬りつけて、ボロボロになったソファーにすわったスクアーロはブランデーを飲み始めた
それボスのだよ
まっ、怒られるの私じゃないしねー
他人事他人事!
それよりも酒臭いキツイよ、スクアーロくん
「たぬき、こい」
ポンポンと膝をたたくスクアーロ
乗れって?
ぇえ、今スクアーロ酒くs…いや何でもないでーす
きゃースクアーロかっこいい!たぬき、膝に乗れるなんて感激!!
だから、そんなに睨まないでよー
こわいよぉ、暗殺部隊ってこわいよぉ
ピョーン
ワシャワシャとなでられる
よかった、機嫌は損ねなかったようだ
撫でるのは少し痛いがするしてあげよう
グーーーーーーーーーー
私のお腹が盛大になる
いやぁ、私のお腹空気よめよ
このタイミングはないわぁ
スクアーロ、ボスに殺られたばっかりで、さっきボコボコにされたんだよ
今日はまだお菓子食べてなかったけど
「なんだたぬき、ハラ減ったのか」
おっ、なんかお菓子くれん…
『∑、ぶっ』
私の主食は炎じゃないよ!
っていうか、炎いっつも怖いんだけど!!!!
いつか大火傷すんじゃねーかとビクビクだよ
今日はボスと進化したから疲れてるしさっ
ほら、スクアーロくん
一旦、話し合おうじゃないか
だから、炎しまっっ
『シャワージュ』
あっ、ヤバイ噛んだ…
水色ではなく淡い紫になった自分の体
水っていうより毒っぽいな
えっ、もう諦めてるけど何か?
私が拒否ったってもう止められないしね、どーせ
「はっ、さっきよりイカスじゃねーか」
気に入ってくれたようだ
今度は優しく撫でててくれた
嬉しすぎて、あまごいしちゃって雨がふってきた
「いい天気だ」
それに気づいたスクアーロもご機嫌そうに窓の外の雨を見てた
喜んでもらえてよかったです。
私もその窓に目を向けると
ガシャーーーーン
変態が飛び込んできた
「ハァハァたぬき、たぬき…俺が、ボスの次はおれがぁたぬき…たぬき!!!」
いやぁぁああぁぁああ
変態がビチョビチョに濡れた変態がおる
「てめぇ!何しにきやがったァあアァああアァ」
ブチッ
あれなんか切れた?
「鮫の牙ぉぉおぉ(ザンナ・ディ・スクアーロ)!!」
はい!本日二度目の鮫の牙(ザンナ・ディ・スクアーロ)決まりました!!
切れたのはスクアーロのコメカミだったのね
納得納得
『ブイブィ』
「なんだ、たぬきも殺りてぇのか?」
『ぶいぃぃい!!』
おっ、伝わった!
さすがスクアーロ、わかってるじゃないか
いやぁ、ストレス発散にいいかなって
シャワーズの攻撃▼
ハイドロポンプ
効果
バキューンと水が出る
「ぐふっ…」
▼変態は戦闘不能になった!
『ブィいイィィ』
ぉお、すっきりするなコレ
すっきりした所で、スクアーロのところに戻る
さっきの変態のせいか、スクアーロがすっごくかっこ良く見える
いや、もともとカッコイイんだけどね
いつもの3割増しでカッコイイ
スクアーロの膝に座り直し、もう一度くつろごうと思ったら
バーーン
「ししっ、ホントに変わってんだ」
「ちょっと先輩、ミーが先ですよ」
「あっ、カスアーロ邪魔」
ペイッ
スクアーロは投げ飛ばされた!
「ヴォオォォオオオオイ、テメェラいい加減しろぉぉぉおお」
スクアーロに安息なんてないんだね