Side　Tuna


リングによって生成された死ぬ気の炎によって開匣することのできる箱

4世紀前の生物学者ジェペット・ロレンツィニが遺した343編の設計書を元に
アルコバレーノのヴェルデが同じ秘密結社の仲間のイノチェンティ、ケーニッヒと共に開発した。

5年でプロトタイプを完成させ
生物を模したオリジナルの343の匣の他に新しく
保存用、道具、武器の匣を発明・開発をしている


しかし、
最近になりある遺跡から１つの匣（ボックス）が発見された

ボックスが存在しなかったはず時代から

謎が謎をよぶボックス

中に何が入っているかは誰も知らない









「なーんて言われてるけどさ
開けたら一発だと思うんだけど」

「中身がわからねぇ以上、うかつに開けれねーしな
案外、何もはいってなかったりしてな」

「もう、開けちゃえばいいんじゃないの」


そう言いながら、ボックスをかまう

少し小さいな…


「俺は何が起きてもしらねーぞ」


ッチ、お前だって興味津々のくせに


「別に
どーなっても俺が責任持つし」


まっ、どーにかなるだろ

軽い気持ちで俺はボックスを開いた








………なにこの可愛いの

開いたボックスからは
見たこともない動物（でいいのか？）が現れた

そして
こちらを見て、もともと大きい目をさらに大きくした

危険はない
超直感かって？

いや、このかわいいものをみて誰が危険あると思うだろうか

なんかブイブイいってるし、かわいいっ

隣にいるリボーンのポーカーフェイスも崩れている

少し落ち着いたのか
さっきまでキョロキョロしていたのに
今はこちらをジッとみている


「おいで」


恐怖心を与えないようにできるだけ優しく

すると
ゆっくりとこちらに近づいて
手に擦り寄ってきた


「ようこそ、ボンゴレへ」


ちいさなお姫様


「君の名前は

たぬき

クス、いい名前だろ」