幸せ
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アパートには必要最低限の家具があった
テーブル、イス、ベット…
ラックさんは前の人が残してったんですと言った
ありがたい事なので使わせてもらうことにした
枕が変わったら寝れない、なんてことはなく、ラックさんが帰った後シャワーをあびてベットに倒れこんで眠ってしまった
本気でグッスリだった
『すいませんっ、今準備します!』
「そんなに慌てなくてもいいですよ」
グッスリしすぎた
迎えに来てくれたラックさんを完全にまたせてしまっている
とにかく準備を急ぐ
あいにく、服は一枚しかない
下着は夜のうちに洗っておいた
乾くか不安だったが、大丈夫だった
メイクもできないが、しててもどうせ子供にしか見えないんだからと開き直った
『すいません、待たしちゃいました』
「いえ、お気遣いなく」
なんていい人なんだ
「あれ?ラック?」
「おはようございます、フィーロ」
隣の部屋からフィーロ…さんがでてきた
一応、さん付けをしておこう
うぉお、ホントに童顔だ
「知り合いの子か?」
子…子…子供
やっぱりか…そんなに私童顔なのか
「いいえ、彼女は従業員です
今日からお願いするんです
それとフィーロ、彼女は貴方と同い年ですよ」
「∑、嘘っ!?見えねぇ!」
”あの”フィーロに言われてしまった
少しショックだ…
『…貴方に言われたくないですけどね』
小さな反撃にでてみた
もちろん面と向かっては言えないので、そっぽを向きながら
大人気ないと自分でも思ってしまった
いやいいんだ、まだ子供なんだから
「フィーロ」
「うぅ、悪かったっ」
『いえ、こちらこそ』
フィーロさんもラックさんには勝てないのだろう、素直に謝ってくれた
「俺はフィーロ・プロシェンツォ
よろしくな」
『タヌキ・モコモコです
よろしくお願いします、フィーロさん』
私の名前を聞いた時、フィーロさんは少し驚いたような顔をした
私なにかしましたっけ?
「フィーロでいいよ、同い年なんだから
タヌキってもしかして昨日ウチにこなかったか?」
『えっ、うん行ったけど』
「悪かったな、あいつら無理矢理連れてきたんだろ」
『いえ、なんだかんだで楽しかったですし』
どうやら、昨日のアイザックとミリアがマルティージョに私を連れてきたことを気にしていたらしい
安心したように笑ったフィーロ
確かにアイザックたちの押しに負けて連れていかれたが、別に怒っているようなことは決して無い
「なんだ知り合いだったんですか」
「まぁな、イロイロあってな」
「それはタヌキさんも大変でしたね」
昨日ロニーさんに知り合いといったからか、ラックさんも納得したようだ
フィーロは蜂の巣へいくのでわかれた
フィーロとわかれた後、ラックさんとフィーロさんが幼なじみだということを聞かされた
もう一人の幼なじみのことは聞けなかったのは、少し残念だった
ガンドールの事務所の上にジャズバーがあることは知っている
生で見ると感激だ!
蜂の巣を見た時くらい興奮している
こういうモノをみると、自分がほんとにバッカーノ!の世界に来たんだなと実感するよ
「タヌキさんはウェイターをやってもらいます」
『演奏はいいんですか?』
ジャズホールだし昨日チックさんにも言われたし
やる気満々でサックスちゃんと持って来ましたけど!
「それもお願いしますがずっとやってもらうのも大変なので、基本はお客さんの接客をしてもらおうと…チックさん!」
「はいはーい、どうしたんですかぁ」
ラックさんがよぶと、チックさんが調理場からひょこりと顔を出した
昨日と同じく右手には鋏が握られていた
あっうん…確かチックさん、調理の時鋏で鶏の肉切るんだっけ
「あっ!タヌキさんじゃないですか!
タヌキさんもここで働くんですか?」
嬉しそうに聞いてくるチックさんにラックさんは頷いた
ある程度説明を受けた後、チックさんにある提案を受けた
「僕、タヌキさんの音色聞きたいです」
『私は構いませんけど…』
「私もかまいませんよ」
チックさんの頼みにラックさんに許可をもらい、サックスをもってステージに上がった
お辞儀をして、サックスをかまえる
吹く曲は決まってる
ベースやソプラノとかがないのはすこしさみしいけど
息を吸った
~♪~~♪
テーブル、イス、ベット…
ラックさんは前の人が残してったんですと言った
ありがたい事なので使わせてもらうことにした
枕が変わったら寝れない、なんてことはなく、ラックさんが帰った後シャワーをあびてベットに倒れこんで眠ってしまった
本気でグッスリだった
『すいませんっ、今準備します!』
「そんなに慌てなくてもいいですよ」
グッスリしすぎた
迎えに来てくれたラックさんを完全にまたせてしまっている
とにかく準備を急ぐ
あいにく、服は一枚しかない
下着は夜のうちに洗っておいた
乾くか不安だったが、大丈夫だった
メイクもできないが、しててもどうせ子供にしか見えないんだからと開き直った
『すいません、待たしちゃいました』
「いえ、お気遣いなく」
なんていい人なんだ
「あれ?ラック?」
「おはようございます、フィーロ」
隣の部屋からフィーロ…さんがでてきた
一応、さん付けをしておこう
うぉお、ホントに童顔だ
「知り合いの子か?」
子…子…子供
やっぱりか…そんなに私童顔なのか
「いいえ、彼女は従業員です
今日からお願いするんです
それとフィーロ、彼女は貴方と同い年ですよ」
「∑、嘘っ!?見えねぇ!」
”あの”フィーロに言われてしまった
少しショックだ…
『…貴方に言われたくないですけどね』
小さな反撃にでてみた
もちろん面と向かっては言えないので、そっぽを向きながら
大人気ないと自分でも思ってしまった
いやいいんだ、まだ子供なんだから
「フィーロ」
「うぅ、悪かったっ」
『いえ、こちらこそ』
フィーロさんもラックさんには勝てないのだろう、素直に謝ってくれた
「俺はフィーロ・プロシェンツォ
よろしくな」
『タヌキ・モコモコです
よろしくお願いします、フィーロさん』
私の名前を聞いた時、フィーロさんは少し驚いたような顔をした
私なにかしましたっけ?
「フィーロでいいよ、同い年なんだから
タヌキってもしかして昨日ウチにこなかったか?」
『えっ、うん行ったけど』
「悪かったな、あいつら無理矢理連れてきたんだろ」
『いえ、なんだかんだで楽しかったですし』
どうやら、昨日のアイザックとミリアがマルティージョに私を連れてきたことを気にしていたらしい
安心したように笑ったフィーロ
確かにアイザックたちの押しに負けて連れていかれたが、別に怒っているようなことは決して無い
「なんだ知り合いだったんですか」
「まぁな、イロイロあってな」
「それはタヌキさんも大変でしたね」
昨日ロニーさんに知り合いといったからか、ラックさんも納得したようだ
フィーロは蜂の巣へいくのでわかれた
フィーロとわかれた後、ラックさんとフィーロさんが幼なじみだということを聞かされた
もう一人の幼なじみのことは聞けなかったのは、少し残念だった
ガンドールの事務所の上にジャズバーがあることは知っている
生で見ると感激だ!
蜂の巣を見た時くらい興奮している
こういうモノをみると、自分がほんとにバッカーノ!の世界に来たんだなと実感するよ
「タヌキさんはウェイターをやってもらいます」
『演奏はいいんですか?』
ジャズホールだし昨日チックさんにも言われたし
やる気満々でサックスちゃんと持って来ましたけど!
「それもお願いしますがずっとやってもらうのも大変なので、基本はお客さんの接客をしてもらおうと…チックさん!」
「はいはーい、どうしたんですかぁ」
ラックさんがよぶと、チックさんが調理場からひょこりと顔を出した
昨日と同じく右手には鋏が握られていた
あっうん…確かチックさん、調理の時鋏で鶏の肉切るんだっけ
「あっ!タヌキさんじゃないですか!
タヌキさんもここで働くんですか?」
嬉しそうに聞いてくるチックさんにラックさんは頷いた
ある程度説明を受けた後、チックさんにある提案を受けた
「僕、タヌキさんの音色聞きたいです」
『私は構いませんけど…』
「私もかまいませんよ」
チックさんの頼みにラックさんに許可をもらい、サックスをもってステージに上がった
お辞儀をして、サックスをかまえる
吹く曲は決まってる
ベースやソプラノとかがないのはすこしさみしいけど
息を吸った
~♪~~♪
この世界でも変わらない音色に少し安心した