幸せ
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アイスを食べながら公園のベンチに座る
『あのね、グラハムに渡したいものがあるんだ』
私はカバンからあるものを取り出した
『じゃ~~ん』
「……レンチ?俺のか?」
『うんそう
私がグラハムと出会った時の』
あの時もヒーローみたいに私を助けてくれたよね
ただしネジが何本も外れてるヒーロー
あれからグラハムやシャフトやみんなとはじまったんだ
そうあれから私は…
いつか返そうと思いながらも、すっかり忘れてしまっていたそれをやっとグラハムに返した
「うれしい…うれしい話だ
俺すらも忘れていたこのレンチをタヌキは大切に持っていてそれを今ちゃんとかえしてくれた!!
これはもうそう思っていいのか!?
だったら俺はやるしかないってことか!
タヌキ、俺は!」
『グラハム!私アイスもう一個食べたいな!!』
つい、グラハムの言葉を止めてしまった
いつもはしないのに
グラハムは今なんて言おうとした?
そして、私は何て答えようとした?
「…そうか?タヌキはアイス好きなんだな!よしっ、またタヌキのことを1つ知れたぞ
じゃ買い行くか、次は2段にしよう!」
『うん…ありがとう…』
ごめんグラハム
無意識に心の中で謝ってて
グラハムの手がいつもより暖かくて
そして
グラハムの背中がいつもより遠くに感じた