幸せ
change name
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「「「「「お願いします!!」」」」」
『∑、どうしたんですか、みなさん!?』
いきなり頭を下げてきた人たちはいつもお世話になってるグラハムの部下の人
大勢で押しよせてきて怖いんですけど!!
シャフトはいないみたいだし
あっ、グラハムもいない
グラハムはいないのは珍しいな…
「何も言わずに聞いてください!」
「グラハムさんが!グラハムさんがぁ!!」
「コレは命にかかわることなんです!!」
命だって!?
こんなに慌てて命にかかわることなんて…
もしかしてグラハムになにかあったの!?
どどどどどうしようっ
そんな私にできることなんて…
『…っ、わかりました
命にかかわるのなら…私にできることならなんでもします!!』
コッチに来てなにを見てきたよ、タヌキ!!
泣き虫のジャグジーや強がりなチェス君を見て感じてなにを学んだよ!
逃げちゃダメなんだ
そうだ、逃げちゃダメなんだ
グラハムがピンチなんだ
私がグラハムを助けるんだ
だって私はグラハムが…
グラハムが…
蓋をしていた気持ちがすこしずつ出てくる
『っで!
私はなにをすればいいんですか!!』
フルフルと首を振ってみなさんに問う
一刻も早く私はグラハムを助けないといけないんだ!!
気持ちにはもう一度蓋をした
そして、みなさんは口を開いた
「「「「「グラハムさんとデートしてあげてください!!!!」」」」」
『………………ハッ?』
えっはっ、ちょ…なに言ってるかわからないんですけど
「実は…俺達グラハムさん怒らしちまって…」
「おっオレは別になにもしてねーよっ」
「∑、お前が勝手にあんなコトしなければよかっただろっ!」
「オレが悪いっていうのかよ」
「もうすでに数人やられてしまってるんですっ!」
「だからっ!だから!!!!!」
『すっすいません!一旦落着いてください!!』
なに言ってるかわかなんないですって!!
えっ、グラハムがピンチなんじゃないの?
あんたらがピンチなの?
今から私が命かけて助けいきます!って感じじゃないの!?
意味がわからーーーん
『一から説明おねがいします!』
「俺らはグラハムさんが壊すはずだったブツをダメにしちまって」
「その上、グラハムさんが楽しみにしてたおやつ食べちまって」
「さらに、グラハムさんの一張羅にコーヒーこぼしちまって」
「さらにさらに…」
『ちょっと待ってください!まだあるんですか!?』
「まだ序の口です…」
ズンッと効果音がつく勢いのみなさんに若干引いてしまった
相当やらかしたらしい
しかも、まだなんかやらかしてんのか
『でも、なんでソレと私とが繋がるんですか』
「もう頼む人がタヌキさんしかいないんッス!」
「シャフトさんももうやられちまったし…」
「「「「「頼みます!!!!!」」」」」
『…っ』
だからって、どうしてデデデートっなんか//
みなさんがグッと私を見る
たしかにピンチだ……私が
誰かこれを断り方を教えてくれ!!!