幸せ
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ジーーーー
『…………あのー』
ジーーーー
『あの!なにか買いますか?お使いなのかな?』
ジーーーー
『っそんなに見られるとコッチも困るんだけど』
ジーーーー
『………っ』
「…これがクリスの言ってた女?
こんな貧相な女のどこがいいのさ」
『∑!!??』
なっ何なのこの子!!
すこしはデリカシーってものをっ!!!
今日も平和な一日を迎えるはずだったんですよ!
この二人の登場がなければね!!
いつもどおりお店で花に水をやっているとすごく視線を感じた
とにかく視線を感じた
気になってそちらに目をむけるとたっていたのがレイルくんとフランクくんだった
彼らは【吸血鬼(ラミア)】であり、クリストファーの仲間であり、不老であり、自らを【不自然な存在】と定義する人だ
ちょっと見た目は個性的(?)だけど、中身がいい子だということを私は知ってるんだ!
まぁ、それは原作をよんで知っただけなんだけど…
つまり何が言いたいかというと…
私、すっごくテンパってます!!!!
もう、キャラにあってテンション上がってついうっかり名前を行っちゃうこともなくなったけど!
…いや、たまにあるけど
それでも、緊張はしますよ
なんか有名人に会ってる感じ?
「ねぇ、あんたがタヌキ?」
『うん、そうだけど
クリストファーのお友達?』
「………」
今度は無視!
かっからかわれてる!!
う゛っ、こんな小さい子にからかわれるとは…
いや、年齢は年上だけど…
チェス君のほうがもっと可愛かったよ!!
『もう!クリストファーに似て失礼だな
!』
「僕、クリスに似てるの?」
きょとんとした顔でこっちを見る
あっ、この顔はカワイイ
えっ、なに?あなた気づいてなかった?
一般人じゃないってくくりで言えば、私があってきた人の殆どが似てるよ
『失礼トコだけねっ!
他は似てないよ、クリストファーはなんだかんだ言って優しいし、だからそういうところ似てくれればいいんだよ!』
「ぇえ~、クリス優しい?
変人だよ?」
『君もね』
「…………」
『…どうしたの?』
「………レイル」
『?、レイル君?』
「こっちは、フランク」
『フランク君?』
「…コクコク」
どうやら自己紹介だったらしい
『えっと、タヌキです
タヌキ・モコモコ』
「知ってるよ
はじめに聞いただろ、君馬鹿?」
やっぱり似てる
いや、ラミアの皆さんはみんなそうなのか?
『………怒るよ?
それより、なにか買ってく?』
「いらない
クリスじゃないんだからさ」
『別にクリストファーじゃなくたって花くらい買うよ?』
「いらないよ
僕には似合わないしね」
そこで初めてレイル君が笑った
「またね、おばさん」
『おっおばさん!?』
最後の最後まで失礼な子だな!
クリストファーは一体どんな教育をしてるんだ、全く
ぁあ、フランクくんとも話したかったなぁ
あの態度からしてもう彼らはもう来ないのかな…
それはそれで寂しい気もする…
あっでも、またねって…