幸せ
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「ようグラハムタヌキ、久しぶりだな」
「「「「「『ラッドの兄貴!久しぶりですっ』」」」」」
ラッドの兄貴がいらしたぞーー
「タヌキ、この間はどーもな
ルーアもよろしく言ってたぜ」
『いえそんな大層なことしてないですよ』
「??
タヌキ、兄貴となんかあったのか?」
『ふふ~、内緒っ』
思い出しただけで楽しくなる
ルーアさんにも会いたくなってきたぜ
美人さんなルーアさん!
私の憧れですよ!!
『ところで、今日はどうしたんですか?』
「いや…まぁ様子見ってとこだな」
…様子見?
ニヤリと笑う兄貴はただただカッコイイ
言葉は意味がわからないがね!
私とグラハムを見て満足したように笑った
「問題はないようだ」
私とグラハムの頭をワシャワシャとなでる
わけがわからない私はグラハムを見るがグラハムも大量のクエスチョンマークを飛ばしていた
周りを見回してシャフトさんたちをみると、頷いたりしてる
わかってるようだ…
なぜ!?
なぜみんなわかっているんだ…
脈絡もなかったよね今!!
「用も済んだし、俺ァそろそろ帰るぜ
ルーアもまたせてるしな」
「『えっ、ラッドの兄貴もう帰るの/のか!?』」
「クっハハハッ!二人してそんな驚くことかよ
またきてやるよ、今度はルーアも連れてな」
早すぎやしませんか兄貴!
じゃあなと言って去るラッドの兄貴
なんかシャフトと目配せをして去っていく
……ふむ、なんか無意味にカッコイイな
あっ、そういえば何しに来たんだろう…
結局なにもしていかなかったけど
『ラッドの兄貴なんかすっごく楽しそうだったね』
「~~~~♪
ぁあ、楽しい…楽しい話を紡ぎだすとしよう…」
ガタガタガグッ
倉庫にある廃車を壊していくグラハム
すごくいいのが入ったからとっておきにとっておくんだと言ってたけど、今がとっておきの時なんだね
兄貴に会えただけでテンション上がるんだね
まぁその気持ち分からなくもないよ
『今度はルーアさんにも会えるといいね』
グラハムからの返事はなかったけど、楽しそうに車を分解する姿で私は満足だった
今度はいつラッドの兄貴とルーアさんに会えるのかな