幸せ
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『ふぁ~、眠…』
昨日はしゃぎすぎて寝るのが遅くなってしまった
あくびがは止まらないが、仕事も休むわけにいかないし
『改装の為、臨時休業中?』
あれ?そんなんあったっけ?
まぁしょうがない、下の事務所にいけば皆いるかな
トテトテと事務所に向かう
……さて皆さんはお気づきだろうか
ここで、重大なミスを私は犯してしまったことを
「タヌキちゃーん!おかえりー」
『チック!!ただいま!』
事務所に行くと、チック、キースさんとベルガさんとラックさんもいっしょにいた
やっぱりここは落ち着く…
なによりガンドールの皆さんといることで、安全が確保されて
されて…
あれ?
『ラックさん、他のみなさんはどうされたんですか?』
「タヌキさんに言うの忘れてました!」
しまったという顔をするラックさん
「実は今日は皆さん”自宅待機”だったんです
タヌキさんにもそうしてもらう予定だったのですが…完全に連絡を忘れてました」
すいませんと謝るラックさん
自宅待機するほど大変なことがあるのだろうか
そこで、はじめて記憶の中の原作に探りを入れる
コッチに来てから一ヶ月以上たっているし、原作の流れは複雑すぎて、完全に把握できることはもうできない
大雑把にはわかるけどね
えぇっと…FPF号の次は1932年だから…
「昨日ぶりだな!タヌキ!!」
『∑!?クレア…おにいちゃん』
そう、麻薬とDD新聞社襲撃事件だ!!
思い出したのと同時に後ろからきたいきなりの衝撃に一瞬呼吸が止まった
あっぶない!
おにいちゃん付けるの忘れるとこだった
そういえばそうだよね…
昨日いっしょに帰ってきたんだし…
ラックさんたちと昨日あったわけだし…
ぅう゛…なんかラックさんたちからの視線が痛いぞ?
「わざわざ会いに来てくれたのか」
『重いです…よ』
そして苦しいです
ギュウギュウと抱きしめるクレアさん
でもクレアさんも充分苦しいんだけど
『ラックさん…これは…』
皆さんの視線のほうが痛い!!
ヒシヒシ…いやビシビシ感じるよ!
「なっ?キース、タヌキはもう俺のことお兄ちゃんと慕っている!
もうこれは俺の家族といっても!”妹”と言ってもいいだろ!!」
いやぁああぁあああ
クレアさんマジで頼むから空気呼んでよ!!
私も薄々感じてはいたけどそんな刺激するような言い方しなくても
「……確かに…な」
『∑!、キースさん!別にキースさんたちのことを兄t…」
「それにしても、タヌキ!」
『はいぃいい!』
「クレアのことはお兄ちゃん、なんだな」
やっぱりそこツッコんできますか!
なにを言いたいかわかるよ
つまりはそういうことですよね
ベルガさんとラックさんを見れば二人共ニコリと笑っている
拒否権とかそういうのは存在しなかった
チックは面白そうにみている
クッ、見てるなら助けてよ!
…もう逃げられないよね
腹をくくって、タヌキいきまーす
『…キーにぃ』
「ぁあ」
『ベルにぃ』
「おう!」
『ラックにぃ』
「はい、よくできました」
『うわーん、チックーーー!』
一人だけハテナマークを浮かべているクレアさんに少しだけ文句を言いたくなった…言えないけど
やっぱり兄弟だと再確認しました