不死逢わせ
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俺に妹ができた!
ガンドールのアイツらとは小さい頃からいっしょだったわけだから、”兄弟”といってもいい
一応俺が年下なわけだから”弟”なわけだけど、フィーロがいたから別に末っ子って感じじゃなかった
ずっと男4人だったから、”姉”とか”妹”とか羨ましかったのは確かだった
だからきっといつかはできるとは思っていたが、実際に出来ると嬉しいものだな
昨日聞いたことによると、その”妹”は今日この列車に乗るらしい
名前や特徴は聞いてないが、まぁわかるだろう
いや、わからないはずないじゃないか!
思い切り甘やかすのもいい
俺の”妹”なんだからカワイイに決まってるしな
「困ったなぁ」
「どうしたんですか?」
「いや、あの娘のらないのかなと思って」
「あの娘?」
そこには、青いワンピースを着た少女がたっていた
そのとき、俺はビビっときたね
「俺が行きますよ」
上機嫌になるのを隠せない
ラックから特徴はきいていなかったが、俺がそう思ったから間違いない
絶対の自信と確信が俺にはあった
「お客様、乗られないのですか?」
『あっ、乗りますっ』
「そうですか
それでは切符を拝見させていただけますか?」
少し驚いたようだったが、ゆっくりと振り向いた
俺の顔を見て驚いた顔をしていた
不思議に思ったが、深く考えないことにした
イロイロと多感な”妹”を優しく見守るのも”兄”としての役目だろう!
『切符…えっと、たしかここに…あっありました!どうぞ』
「はい、確かに
では、案内いたしますね」
『ありがとうございます
あの、荷物は…』
「大丈夫です、おもちしますよ」
『ありがとうございます』
一等室か…
一等室には、あの黒い服の連中と他に数人しかいなかった
それも、片手の指で足りるくらいの部屋しか入ってない
その中で、この少女の部屋の名前を記憶の乗客名簿から思い出す
確かタヌキ・モコモコ
やはりというか、いい名前だ
「それでは、よい旅を」
最高の旅になるようにしてやらないとな