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「ずいぶんタヌキと仲良くなったんだな、チック」
「そーなんです!
とっても仲良しですよぉ、ねぇタヌキちゃん」
『はい!とても良くしてもらってます』
そうなのだ
みんな良くしてくれて、だんだんと馴染むことができている
だから、なんとかやっていけてるんだよね
「…………」
『どうしたんですか?』
「…なんでチックにはタメ口なのに、俺達には敬語なんだ?」
イタイところを突かれた!!
ガンドールの皆さんが年上だということももちろんあるが…あるが…
なによりも、しちゃいけないような気がする!!
なんていうのオーラ?
オーラがなんか違うんだよね
キースさんやベルガさんたちを目の前にしてタメ口を聞くことは私の日本人の心が許さなかった
わかってくれる人いないんだよ、こういう心境を!!
だって皆アメリカ人なんだから!
「そうですよ
いいましたよね、兄妹のように思っていいと
だから、そう距離を取られると寂しいんですよ」
『私もっ、そう思ってもますけど…親しき仲にも礼儀ありっていうか…そっそれに、ラックさんも私に敬語じゃないですか』
「タヌキさんが敬語なくしてくれたらやめますよ」
『善処します…』
もう何も言いまい…
敬語がとれる日もそう遠くない…はず