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『作りすぎっちゃった』
一人分って難しいんだよね
明日にまわすとしても多すぎるな、この量は
『そうだ!おすそ分けしよう!!』
いっつもお世話になってるお隣さんに!
あっ、でも迷惑じゃないかな?
一応味見したけど、フィーロの口にあうとは限らないし
日本人の舌とアメリカ人の舌は違うのだろうか
ピンポーーン
あっお客さんだ
『はいはーい、今でまーす…フィーロ?』
「はぁ、お前ちゃんとでるまえに確認したか?」
『あっ、忘れてた』
いつも言われてることなのに、つい長年の癖で確認せずにでてしまった
「ラックには俺から言っておくよ」
『∑、それはダメ!
ラックさんの説教長いんだもん』
「ダメだ!報告しないと俺が怒られんだから」
『フィーロのケチ』
「なんとでもいえ」
どうやらなが~いお説教は確定事項のようだ
明日、仕事休もうかな…
『…で、なんのようですかフィーロさん』
「あからさまだな…
それがさぁ……ワリッご飯分けてくんね」
『ごはん?』
「今日の分くわれちゃっってさぁ…ねぇんだわ」
あえて誰にの部分を言わなかったフィーロだったけど、たぶんあのバカップルのお二方で間違いないないだろう
そして、エニスさんもでかけてて今日の分がないんだろう
フィーロ、料理とか出来なさそうだし…あれ?偏見?
この時間はお店もしまってるしね
そっかぁエニスさんいないのかぁ、残念だ
なかなか、会えないんだよね
二人の邪魔しちゃいけないかなとか思ってる部分もあるけどね
『いいよ、ちょうど作りすぎておすそ分けしよう思ってたトコだし』
「マジで!?サンキュー助かったぜ」
『あがってよ、すぐに皿にもっちゃうからさ』
「…お前、そうやって簡単にあげんのか?」
『?』
「いいよ、またラックには言っとくから」
『∑、なんで!?
せっかく、おすそ分けしてあげるのに!!』
「それとこれは別だからな」
『くっ、ラックさんの手先だったのか』
なんとか、説得にしてラックさんへの報告をやめさせなければいけなかったが、料理を美味しいといって残さず食べてくれたのでやめておいた
文句を言いながらのご飯は美味しくないしね
またおすそ分けしてあげよう
近所付き合い良好