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『いらっしゃいませっ…!?』
「コーヒーを一杯いただこうか」
それは予期せぬお客様
『おまたせしました』
「思ったよりしっかり働いてるじゃないか」
コーヒー一杯飲むだけで絵になるなこの人は
と少し現実逃避をしてみた
『…ここに来てもいいんですか?』
「いいんだ、俺だからな」
『さいですか』
この人にとって縄張りとか全く関係ないんだろうな
まぁ、この人にとって四面楚歌でも多勢に無勢でも孤立無援でもなにも問題はないんだろうけど
『今日は何しに来たんですか?』
「用がないと来てはいけないのか?」
口では勝てる気がしないな…
いや、勝てる部分が私にあるかといわれればないんだけどね
「元気そうだな」
『えっまぁ、取り柄ですからね』
「そうか、そうだったな」
フッと笑った
まるで、それしかなかったな悪い忘れてたみたいな!
バカにされてる!?
パッと見るとニヤニヤと笑っていた
確信犯かッ
「ククッ相変わらず飽きないやつだ」
『あれ?もう帰られるんですか?』
「あぁもう十分だ」
コーヒー一杯だけでもう帰るらしい
ほんとに何しに来たんだこの人は
心配してきてくれたのか、からかいにきたのか
99.8%後者だな
でも、ロニーさんの顔見れたからいいか
悪魔の不器用な気遣い