幸せ
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ついにきた!きてしまった!!
よしっ開けるぞ!開けちゃうぞ
ガチャリと開けてみれば、うぉっアニメで見たまんまだ
食堂室を見渡すと、まだなにも起こってないようだ
あっレイチェルだ
「おっタヌキじゃね~か!
お~い、タヌキ!!」
「ホントダァ!
タヌキ!こっちこっち」
『アイザック、ミリア…』
予想通りカウンター席には二人がいた
大声で呼ばれるのは恥ずかしいよ
少し早足でそこへ向かう
「まさかタヌキも乗ってるなんてなぁ」
「運命だよ!!」
いつものテンションにいつものような会話に、ついつい笑顔になった
「アッアイザックさんたちのお知り合いですか?」
目に涙をためた顔の刺青が印象的な少年、ジャグジーから声をかけられた
やっぱりというか…なんで泣きそうなの?
その後ろにいた眼帯をした女の子、ニースが励ましている
不思議な光景だ
「タヌキはなぁ俺達の命の恩人なんだぜ!」
「行き倒れてたところを助けてもらったんだよね」
『そんな大層なことしてないよ
タヌキ・モコモコといいます
よろしくおねがいしますね』
「あっジャ、ジャグジー・スプロットで、です!
こっこっちが、ニースでファンとヨウン」
「「よろしくネ」」
「よろしくおねがいします
ジャグジーもそんなにビクビクしないの」
「そうだヨー
そんなんだから、いっつもナメられちゃんだヨ」
「少しくらい年上らしいトコみしてやれよ」
…あれ?デジャヴ?
コッチに来てからもう何度も経験している
はいはい、だいたいわかるよこの展開
『ジャグジーさん、私何才くらいにみえますか?』
「えっ、じゅ、じゅうよん…あっじゅうごぐらいですか」
『……18です』
「「「「「「ェエェェェエエエエ」」」」」」
『…ミリア、アイザック…私、君たちには一回言ったと思うんだけど…』
「あれ?そうだったか?」
「忘れちゃったよー」
『…じゃぁいいよ』
これ以上いってもムダだ…
ガックリうなだれた
何度間違えられても、嫌なもんは嫌なんです
きっとこれからすんごい成長期があるんだ…多分、きっと
「ごっごめんなさい、タヌキさん
僕、その、あの…」
『タヌキでいいですよ
私のほうが”年下”ですし』
「ひゃ、それはっ」
「タヌキさんっ、私もジャグジーも悪気はなくてですねー」
「でっですから、タヌキさん、ほっほんと、に!」
「おいおいおいおい!ジャグジー、友達に敬語とか使うなんて悲しい事すんなよぉ」
「タヌキも悲しんでるよ!!」
「『アイザック(さん)、ミリア(さん)!?』」
いったいなにがどうなってその言葉が出たの変わらなかった
もうどうしていいか分からず涙を流しているジャグジーさん
「ほら、タヌキもさん付けだと悲しいよ!!」
『あっ、うん私はかまわないけど…』
「うっあっ、僕もかっかまわないよ!!」
「私も別に構いません」
ジャグジーとニースは敬語もさん付けもなしだといってくれた
ニースの敬語は癖ですからと変わらなかったが、少しやわらかくなった
ヨウンとファンもニコリと笑って、気軽に話してくれてかまわないといってくれた
原作でも思っていたが、ほんとう優しい人たちなんだ
優しいし、勇気もあるしね
和やかな雰囲気に顔が緩むのがわかる
しかし、ジャグジーの一言で私の身体は凍えた
「あっ!そうだ!アイザックさん、さ、さっきの、れ、”路線の影をなぞる者”っていったい何なの?」
「なんだ、ジャグジーは知らないのか?”路線の影をなぞる者”ってのは…」
その話がでてから私はなにも言い出せなかった
始まるんだ
それしか考えられなかった
そう、私はなにも変えられずに…いや変えずに物語はスタートを切ったんだ
「俺もその話聞いたことがあるよ
この列車の車掌から聞いた話だ
そいつに聞けば解る
二人乗ってたうちの若い車掌だ」
「だっ大丈夫ですよアイザックさん!僕がすぐに聞いてきますから!まっ任せてください!」
『えっジャクジー!?』
ヨウンがそう言うとジャグジーは慌ててでていった
しまった、会話に全然参加してなかった
やっと言葉が出たと思ったら、ジャグジーはもう食堂室を出ていた
ジャグジーを追いかけてニースも車掌室へいってしまった
そして、私にジャグジーたちの影で見えなかった小さな影が映る
『チェス君…?』
小さな声で名前をいってしまった!
だって想像以上の可愛さだっだから
さっきまで”路線の影をなぞる者”しか考えていなかったので、目の前にいるチェス君を見た時うごきがとまってしまった
そして、なにを考えているんだ私!
確かにチェス君はカワイイけど、今考えることじゃないだろっ
チェス君をみると、どうやらチェス君といったのが聞こえたらしく、目を見開いている
うえっ、どーやって誤魔化そう
知らない人が自分の名前呼んだらビックリするよ、怪しむよ、気持ち悪いよ
ラックさんのときに十分といっていいほど大変な目にあったじゃん!!
あの時助かったのが奇跡だよ
…またロニーさんの名前使う?
「タヌキ…おねぇちゃん」
『えっ…』
よしっ開けるぞ!開けちゃうぞ
ガチャリと開けてみれば、うぉっアニメで見たまんまだ
食堂室を見渡すと、まだなにも起こってないようだ
あっレイチェルだ
「おっタヌキじゃね~か!
お~い、タヌキ!!」
「ホントダァ!
タヌキ!こっちこっち」
『アイザック、ミリア…』
予想通りカウンター席には二人がいた
大声で呼ばれるのは恥ずかしいよ
少し早足でそこへ向かう
「まさかタヌキも乗ってるなんてなぁ」
「運命だよ!!」
いつものテンションにいつものような会話に、ついつい笑顔になった
「アッアイザックさんたちのお知り合いですか?」
目に涙をためた顔の刺青が印象的な少年、ジャグジーから声をかけられた
やっぱりというか…なんで泣きそうなの?
その後ろにいた眼帯をした女の子、ニースが励ましている
不思議な光景だ
「タヌキはなぁ俺達の命の恩人なんだぜ!」
「行き倒れてたところを助けてもらったんだよね」
『そんな大層なことしてないよ
タヌキ・モコモコといいます
よろしくおねがいしますね』
「あっジャ、ジャグジー・スプロットで、です!
こっこっちが、ニースでファンとヨウン」
「「よろしくネ」」
「よろしくおねがいします
ジャグジーもそんなにビクビクしないの」
「そうだヨー
そんなんだから、いっつもナメられちゃんだヨ」
「少しくらい年上らしいトコみしてやれよ」
…あれ?デジャヴ?
コッチに来てからもう何度も経験している
はいはい、だいたいわかるよこの展開
『ジャグジーさん、私何才くらいにみえますか?』
「えっ、じゅ、じゅうよん…あっじゅうごぐらいですか」
『……18です』
「「「「「「ェエェェェエエエエ」」」」」」
『…ミリア、アイザック…私、君たちには一回言ったと思うんだけど…』
「あれ?そうだったか?」
「忘れちゃったよー」
『…じゃぁいいよ』
これ以上いってもムダだ…
ガックリうなだれた
何度間違えられても、嫌なもんは嫌なんです
きっとこれからすんごい成長期があるんだ…多分、きっと
「ごっごめんなさい、タヌキさん
僕、その、あの…」
『タヌキでいいですよ
私のほうが”年下”ですし』
「ひゃ、それはっ」
「タヌキさんっ、私もジャグジーも悪気はなくてですねー」
「でっですから、タヌキさん、ほっほんと、に!」
「おいおいおいおい!ジャグジー、友達に敬語とか使うなんて悲しい事すんなよぉ」
「タヌキも悲しんでるよ!!」
「『アイザック(さん)、ミリア(さん)!?』」
いったいなにがどうなってその言葉が出たの変わらなかった
もうどうしていいか分からず涙を流しているジャグジーさん
「ほら、タヌキもさん付けだと悲しいよ!!」
『あっ、うん私はかまわないけど…』
「うっあっ、僕もかっかまわないよ!!」
「私も別に構いません」
ジャグジーとニースは敬語もさん付けもなしだといってくれた
ニースの敬語は癖ですからと変わらなかったが、少しやわらかくなった
ヨウンとファンもニコリと笑って、気軽に話してくれてかまわないといってくれた
原作でも思っていたが、ほんとう優しい人たちなんだ
優しいし、勇気もあるしね
和やかな雰囲気に顔が緩むのがわかる
しかし、ジャグジーの一言で私の身体は凍えた
「あっ!そうだ!アイザックさん、さ、さっきの、れ、”路線の影をなぞる者”っていったい何なの?」
「なんだ、ジャグジーは知らないのか?”路線の影をなぞる者”ってのは…」
その話がでてから私はなにも言い出せなかった
始まるんだ
それしか考えられなかった
そう、私はなにも変えられずに…いや変えずに物語はスタートを切ったんだ
「俺もその話聞いたことがあるよ
この列車の車掌から聞いた話だ
そいつに聞けば解る
二人乗ってたうちの若い車掌だ」
「だっ大丈夫ですよアイザックさん!僕がすぐに聞いてきますから!まっ任せてください!」
『えっジャクジー!?』
ヨウンがそう言うとジャグジーは慌ててでていった
しまった、会話に全然参加してなかった
やっと言葉が出たと思ったら、ジャグジーはもう食堂室を出ていた
ジャグジーを追いかけてニースも車掌室へいってしまった
そして、私にジャグジーたちの影で見えなかった小さな影が映る
『チェス君…?』
小さな声で名前をいってしまった!
だって想像以上の可愛さだっだから
さっきまで”路線の影をなぞる者”しか考えていなかったので、目の前にいるチェス君を見た時うごきがとまってしまった
そして、なにを考えているんだ私!
確かにチェス君はカワイイけど、今考えることじゃないだろっ
チェス君をみると、どうやらチェス君といったのが聞こえたらしく、目を見開いている
うえっ、どーやって誤魔化そう
知らない人が自分の名前呼んだらビックリするよ、怪しむよ、気持ち悪いよ
ラックさんのときに十分といっていいほど大変な目にあったじゃん!!
あの時助かったのが奇跡だよ
…またロニーさんの名前使う?
「タヌキ…おねぇちゃん」
『えっ…』
なんでなまえ…