不死逢わせ
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『ラックさん、お願いがあるんですけど…』
お世話になってますからっと彼女はめったにワガママを言わない
そんな彼女からでたお願いに、少し驚いたができるかぎりこたえようと思った
『お暇を頂きたいのですが』
「えぇ、タヌキさんにはいつも働いてもらってますから全くかまいませんよ」
『それで…シカゴへいくんです』
「…シカゴにいきたいんですか?」
『はい』
友人にでも会いに行くのだろうと思った
彼女の交流関係はあまり知らないが、それ以外思いつかなかった
彼女は休みなく働いてくれていたので、むしろ休むことを勧めたかった
だが、ひとつ心配なことがあった
「休むのは一向にかまわないんですけど、シカゴに一人でいくのは心配ですね」
『…私、子供じゃないですよ』
「わかってますよ
しかし、タヌキさんは危機感がないというか危なっかしいですし」
彼女には危機意識というものがほとんどない
見知らぬ人に道を聞かれた時もきちんと案内するし、部屋に鍵はかけるが確認せずにでたり…
いったいどんな環境で育ってきたのだろうか…
彼女が今まで無事だったことが不思議なくらいだ
「確かになっ
一人で行ったら、誘拐でもされんじゃねーか」
「引ったくりとかにもあいそうだよな」
「僕も危ないと思うよー」
きっと、いや絶対ここにいる全員がそう思っていることだ
『いっ一日だけでもいいですから!!』
「…はぁ、しょうがないですね
数少ないタヌキさんの願いですからね」
『ほんとうですか!?』
結局許してしまった
私がしなくても、キー兄かベル兄がOKをだしただろう
どうにも甘くていけない
しかし、許した途端ニパッと笑った顔を見て甘くてもいいかもしれないと思った
猫かったらこんなかんじですかね
当日は、キー兄もベル兄も心配そうだ
めずらしくチックさんの笑顔も不安そうだ
「いいですか、こまめに連絡すること
変な人にはついていかない、怪しいと思ったら引き返す」
『わかってますよ!もう何回も聞きましたし
耳にたこですよ』
「そんなこといってると、ひどい目にあうぞ」
『ぐっ』
なにも言い返さないところを見ると、タヌキさんも少しは自覚しているみたいですね
しかし、本人が思っているより倍、3倍4倍くらい危なっかしいんですが
『じゃぁいってきます』
「「「「いってらっしゃい」」」」
行ってしまったタヌキさんをみて、さらに心配になってしまった
ちゃんと帰ってこれるでしょうか
お世話になってますからっと彼女はめったにワガママを言わない
そんな彼女からでたお願いに、少し驚いたができるかぎりこたえようと思った
『お暇を頂きたいのですが』
「えぇ、タヌキさんにはいつも働いてもらってますから全くかまいませんよ」
『それで…シカゴへいくんです』
「…シカゴにいきたいんですか?」
『はい』
友人にでも会いに行くのだろうと思った
彼女の交流関係はあまり知らないが、それ以外思いつかなかった
彼女は休みなく働いてくれていたので、むしろ休むことを勧めたかった
だが、ひとつ心配なことがあった
「休むのは一向にかまわないんですけど、シカゴに一人でいくのは心配ですね」
『…私、子供じゃないですよ』
「わかってますよ
しかし、タヌキさんは危機感がないというか危なっかしいですし」
彼女には危機意識というものがほとんどない
見知らぬ人に道を聞かれた時もきちんと案内するし、部屋に鍵はかけるが確認せずにでたり…
いったいどんな環境で育ってきたのだろうか…
彼女が今まで無事だったことが不思議なくらいだ
「確かになっ
一人で行ったら、誘拐でもされんじゃねーか」
「引ったくりとかにもあいそうだよな」
「僕も危ないと思うよー」
きっと、いや絶対ここにいる全員がそう思っていることだ
『いっ一日だけでもいいですから!!』
「…はぁ、しょうがないですね
数少ないタヌキさんの願いですからね」
『ほんとうですか!?』
結局許してしまった
私がしなくても、キー兄かベル兄がOKをだしただろう
どうにも甘くていけない
しかし、許した途端ニパッと笑った顔を見て甘くてもいいかもしれないと思った
猫かったらこんなかんじですかね
当日は、キー兄もベル兄も心配そうだ
めずらしくチックさんの笑顔も不安そうだ
「いいですか、こまめに連絡すること
変な人にはついていかない、怪しいと思ったら引き返す」
『わかってますよ!もう何回も聞きましたし
耳にたこですよ』
「そんなこといってると、ひどい目にあうぞ」
『ぐっ』
なにも言い返さないところを見ると、タヌキさんも少しは自覚しているみたいですね
しかし、本人が思っているより倍、3倍4倍くらい危なっかしいんですが
『じゃぁいってきます』
「「「「いってらっしゃい」」」」
行ってしまったタヌキさんをみて、さらに心配になってしまった
ちゃんと帰ってこれるでしょうか
彼に頼んでみましょう…気が進みませんが
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