月が欲しいと泣いている
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「なんでお前がここにおるんや」
「冷たいお言葉で
熱い闘いを生き抜いた戦友じゃないですか
会いたくなったから会いに来たとか思わないんっすか?」
「気色悪いこと抜かすな!
ど突くぞ!!」
「うぐっ…もう…ど突いてます」
わざわざ地獄蝶まで使って呼び出したのは、久々に会う懐かしい顔
ようやく尸魂界も護廷十三隊も落ち着いてきたと思ったらコレや
こいつが持ってくるのは、問題か事件かアクシデントと決まっとる
「いやー私としたことが平子さんの就任祝いを」
「いらん!!」
「ぇえ!まだアタシはなにも言ってないじゃないっすかー」
「そのニタついたムカつく顔を隠してから言え!」
「まーまーそう言わずに…」
腕を真横に伸ばしたかと思うと、空間が裂けてそこから真っ白なラッピングに赤いリボンの大きな箱が出てきた
なんや今更驚かへんで
気付かれんように空間移動したとか、今も誰も来ぉへんように結界張ってるとか
さらりと頭がいいこと自慢されても、俺は全然羨ましくないしねたむなんてことあらへんからな!!
「どうぞ!」
「…どうぞってお前…ったくしゃーなしやで」
こんな見るからなプレゼントに少しばかり期待してしまうのはしゃーないやろ
万が一ってこともあるから
『たいちょー!隊長復帰おめでとう!!』
「………は?」
自らでてきたプレゼントに、おもんないリアクションをしてしまった俺は悪くない