月が欲しいと泣いている
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戦いの音がする
タイチョーたちの声が遠くなって
そして目の前には…
あぁ…ギン
…やっぱりあなたはその道を選んでしまうのね
遠くの方にギンが倒れているのがわかる
隣にいる乱ちゃんはさながらジュリエットのようで…
2人の会話は聞こえないけど
私は見えた
ギンが笑ってる
それがあまりにもきれいで、私は嬉しくてほろほろと涙がでた
あれ?私いらなかった系?
結構気合い入れてきたんだけどなー
やっぱり乱ちゃんにはかなわないや
私にはどうしても叶えてあげれなかったから
どんなに近くにいた気がしても、彼のなかには
彼女がいて…でも、悔しいとかじゃなくて
そんなあなたに私は惚れたの
そう
それをわかって私はここにいる!
さぁ、私の出番!!
泣いてばかりもいられない
時間は限られてるから
動け、私の足!
ねぇ、動いてよ!!
ほ
ん
と
は
わ
た
し
が
あ
そ
こ
に
い
た
い
の
に
一度溢れた感情は止まらなくなって
本当は私がそばにいてあげたい
本当は私が笑わせてあげたい
本当は私は
あなたとただいっしょにいたかった
やだなぁ、私すごく嫌な女だ
いい女のイメージトレーニング、いっぱいしたのに
いざとなると、とまらない
好きなの
どうしようもなく好きなの
愛してるの
たぬきちゃん劇場もちょっとお休み
少しだけ本当の私を涙とともに流さして