月が欲しいと泣いている
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『アッ……ギン……ンンッ』
「たぬき…たぬきッ」
「たぬき…たぬきッ」
わかってるの
わかっとる
『ギン…はげしっ……ァア!!』
「たぬき、もっと…もっとボクのこと呼んで」
『…ギン……ギン!ッハァハァ』
「たぬき、もっと…もっとボクのこと呼んで」
『…ギン……ギン!ッハァハァ』
この夜が終われば
次会う時にはもう敵どうしだってことも
この夜が終われば
もう次はないってことも
もう次はないってことも
『ァァッ…もう、ダメ……ギンッ』
「ボクもあかんわ…たぬき、いっしょにイこっ」
「ボクもあかんわ…たぬき、いっしょにイこっ」
こんなにも近くにいるのに一番言いたいことが言えないの
…言ったらもう
ずっと求めとった温もりがここにあるんゆうにたった一言が言えん
…言ってしまったらもう
…言ってしまったらもう
『アッ、…ギン』
「クッ…たぬき」
「クッ…たぬき」
離れられないこと
知っているから
愛してるの
愛しとる