月が欲しいと泣いている
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気でもきかせたのか喜助は茶を入れてくると奥に引っ込んでいった
部屋にたいちょーと2人きりになった
『たいちょー』
「アホ、もう隊長やない言うたやろ
真子って呼びや」
『私のいない間、大変だったのに…私っ』
「どアホ!お前に心配されるほど俺たちは弱ないわ!」
たいちょーはもうたいちょーじゃなくなった
死神でもなくて
いったいどんな思いで彼らはこの101年過ごしてきたのだろう
「たぬき、今夜はここでゆっくりしぃ
織姫ちゃんには俺から言うとくから」
『ありがとうこざいます…』
こんなときだってたいちょーは私を責めなかった
それが、ちょっとだけ胸を痛めた
「あと…明日空けとけよ」
『えっ?』
「飲み行くで!ひよ里たちも誘って!
覚悟しとけよ、あいつらやかましいで」
『っはい!』
クシャリと撫でてくれるこの手も大好きだ
喜助はダメだって止めることも、たいちょーはしゃーないなって悪い顔で笑って撫でてくれる
いつだってたいちょーは、私をポカポカ温めてくれた
太陽のように見守ってくれた
101年たっても変わらずい続けてくれる人たちがいる
何年合わなくたって変わらない関係がそこにある
たいちょー
たいちょーがいるから、私はなんでもできるのです
この温もりを返したいと思っても、たいちょーはかまへんかまへんってきっと笑うから
やっぱりたいちょーはあのときから私の憧れていたたいちょーで
ねぇたいちょー
私、心に決めたことがあるんです
ギンを必ず助けると
いつの日かたいちょーが私を助けてくれたときみたいに
揺るがない強さでギンを守るのです
部屋にたいちょーと2人きりになった
『たいちょー』
「アホ、もう隊長やない言うたやろ
真子って呼びや」
『私のいない間、大変だったのに…私っ』
「どアホ!お前に心配されるほど俺たちは弱ないわ!」
たいちょーはもうたいちょーじゃなくなった
死神でもなくて
いったいどんな思いで彼らはこの101年過ごしてきたのだろう
「たぬき、今夜はここでゆっくりしぃ
織姫ちゃんには俺から言うとくから」
『ありがとうこざいます…』
こんなときだってたいちょーは私を責めなかった
それが、ちょっとだけ胸を痛めた
「あと…明日空けとけよ」
『えっ?』
「飲み行くで!ひよ里たちも誘って!
覚悟しとけよ、あいつらやかましいで」
『っはい!』
クシャリと撫でてくれるこの手も大好きだ
喜助はダメだって止めることも、たいちょーはしゃーないなって悪い顔で笑って撫でてくれる
いつだってたいちょーは、私をポカポカ温めてくれた
太陽のように見守ってくれた
101年たっても変わらずい続けてくれる人たちがいる
何年合わなくたって変わらない関係がそこにある
たいちょー
たいちょーがいるから、私はなんでもできるのです
この温もりを返したいと思っても、たいちょーはかまへんかまへんってきっと笑うから
やっぱりたいちょーはあのときから私の憧れていたたいちょーで
ねぇたいちょー
私、心に決めたことがあるんです
ギンを必ず助けると
いつの日かたいちょーが私を助けてくれたときみたいに
揺るがない強さでギンを守るのです