月が欲しいと泣いている
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結局成果があげられないまま戻って織姫さんの帰りを待つことになった
今日は肉じゃがにしてみた
お世話になってるうちすっかりエプロン姿も板についてきた
ガチャ
「たぬきちゃんただいまー」
『織姫さん、おかえりなさいです』
ぱたぱたと玄関まで迎えに行く
この前、てれびと言うもので見たどらまみたいで自分でクスリと笑ってしまった
「あー!たぬきちゃん!こちら今日朝言ってた黒崎くんと転校生の平子くん!絶対たぬきちゃんの探してた人見つけてくれるよー」
『えっ、ひらこ…くん…?』
聞いたことのある珍しい名前にびくりと反応する
織姫さん越しに見えるその姿は間違いなくたいちょーだった
「ほんまにたぬきか…?」
「…なんだお前ら知り合いか?」
記憶よりもずっと短くなった髪と着こなす服は違えど
あの目もあの出で立ちも変わらないたいちょーだった
『はい…お久ぶりです、たいちっグヘッ!?』
「なにがお久しぶりですじゃ、どアホ」
『…ずみましぇん』
たいちょーの一発が鳩尾にはいる
…息がっ出来ない
「たぬきちゃん!大丈夫?」
織姫さんが背中をさすってくれて少し楽になる
『えっと…どうしてここに、たいっ』
「おい、平子なにしてっおい!!」
「織姫ちゃん、ちょっとこの馬鹿借りるでー」
急に米俵を持つように抱えられ視界はたいちょーの背中しかうつさない
いきなりのことに抵抗するも
「…よかった…ホンマよかった」
なんて小さかったけど確かにたいちょーの震えた声が聞こえるもんだから
抵抗をやめ全身に入れた力を抜いていた
たいちょーなりの考えがあるのだろう
『あっ、織姫さん晩御飯は冷蔵庫にっ!!』
「たぬきちゃん、いってらっしゃーい!」
「???、なんだったんだ一体??」
今日は肉じゃがにしてみた
お世話になってるうちすっかりエプロン姿も板についてきた
ガチャ
「たぬきちゃんただいまー」
『織姫さん、おかえりなさいです』
ぱたぱたと玄関まで迎えに行く
この前、てれびと言うもので見たどらまみたいで自分でクスリと笑ってしまった
「あー!たぬきちゃん!こちら今日朝言ってた黒崎くんと転校生の平子くん!絶対たぬきちゃんの探してた人見つけてくれるよー」
『えっ、ひらこ…くん…?』
聞いたことのある珍しい名前にびくりと反応する
織姫さん越しに見えるその姿は間違いなくたいちょーだった
「ほんまにたぬきか…?」
「…なんだお前ら知り合いか?」
記憶よりもずっと短くなった髪と着こなす服は違えど
あの目もあの出で立ちも変わらないたいちょーだった
『はい…お久ぶりです、たいちっグヘッ!?』
「なにがお久しぶりですじゃ、どアホ」
『…ずみましぇん』
たいちょーの一発が鳩尾にはいる
…息がっ出来ない
「たぬきちゃん!大丈夫?」
織姫さんが背中をさすってくれて少し楽になる
『えっと…どうしてここに、たいっ』
「おい、平子なにしてっおい!!」
「織姫ちゃん、ちょっとこの馬鹿借りるでー」
急に米俵を持つように抱えられ視界はたいちょーの背中しかうつさない
いきなりのことに抵抗するも
「…よかった…ホンマよかった」
なんて小さかったけど確かにたいちょーの震えた声が聞こえるもんだから
抵抗をやめ全身に入れた力を抜いていた
たいちょーなりの考えがあるのだろう
『あっ、織姫さん晩御飯は冷蔵庫にっ!!』
「たぬきちゃん、いってらっしゃーい!」
「???、なんだったんだ一体??」